t@nk!とJJ

積丹エリアを中心に釣りしてます。最近はぷかぷかゴムボート+1.2馬力で浮いておりますよ。

前回更新で壊れたとご報告しました激安魚探ですが、結局『大漁くんデラックス』を再購入しました。

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BigCatch!!の表記がB級感に花を添えてる感じです。

NGなのはソナー部だけの様なので、本体部分は今後バックアップ機として活躍してもらおうと目論むt@nk!です。

 

皆様こんにちわ。

 

さて、『今年はサイズが大きい』等と聞かれるブリですが、後輩を伴っての釣行に出かけましたのでご報告致しますね。

 

前日までの波風状況では神威岬攻略を計画しており、同ポイント未経験であった後輩は『遂にデビューか!』とラインも新品に巻き替え意気込んでおりましたが、(案の定)天候が変動してしまい安定の美国釣行となりました。残念。

 

早朝4:00過ぎ、現場到着。

ボーターの方が3~4組程でしょうか、今正に出艇する方や準備に勤しまれる方、様々です。

我々、少々出遅れましたが、先行者の方にお話を聞いてから準備にかかります。

お聞きした今日の状況だと神威岬は風がきつい様子で、行って美国に戻ってきた方もいた模様です。

ポイント選びは正解だった様で無風の中準備です。

 

さて、後輩はcovid-19の影響で、本日が今季初ボート。

しかし準備の手順は忘れておらず、2名での準備はやはり楽ちんです。

 

準備が整い次第、自慢の1.2馬力でとろとろと出艇です。

何やら沖の方に鳥が集まってますね~。

我々が到着するころには落ち着いてしまっているでしょうが、とりあえず向かいます。

 

到着後、(案の定)落ち着いてしまった海でまずは魚探弐号機をチェック。

お、なんか初号機よりも水深判定が速い気がする!

これから宜しく、弐号機くん。

 

魚探の起動も問題なく、その間の後輩のロッドに生命反応が無さ過ぎるので、一気に深場に移動する事としました。

 

宝島方面へ舵を切り、目指すは水深50mレベル。

 

私の1.2馬力は空冷なので、気温も上がってきた為に途中でエンジン休憩を挟みながら移動です。

宝島のちょうど北側、水深は40mレベルです。

やはり反応は薄くちょっとやな予感がしましたが、後輩にフグが釣れました。

もうそんな季節ですか。

今年はcovid-19の影響で、殊更季節の経過が早く感じます。

 

周囲を見渡すと、マッカ岬方面に先行者のボートが複数浮いてますね。

水深も確保できるし昨年も魚影は多かった気がするし。

(※結果は出ていません。)

よし、あそこまで行ってみっか!

 

到着すると昨年と同じ位置に漁業の網が設置されており、網付近で1艇、かなり沖の方に1艇。

邪魔にならないように、中間地点で射つ事とします。

魚探で測ると70mライン、これは良さそうだ。

 

後輩共々、ジグを落とし各々誘いますが、中々アタリがありません。

しばらくジグやレンジを変えながら探っていると、大漁くん弐号機よりボトム付近に反応が出ました。

 

やっと来たかと思いジグを落とし込みます。

ねちねちとボトムを探っているとズシッと重みが乗りました。

後輩に「底の方に何かいるね」と声をかけ、私がリーリングしている途中で後輩にもアタリがあったようです。

 

「何かガツンときまし!が、ん??、バレたか」

と言ったその後、かけた魚が走り出したようです!

ジーーーーーーッ!とドラグが出て、我々の中で青物確定とし、後輩にやり取りのアドバイスをします。

(後輩はブリなど未経験)

 

一方私の方は30cmくらいの大きいフグでした。(笑)

 

一旦ロッドをホルダーに挿し、後輩のフォローにまわる事とします。

かなり走っていますね。

巻いては出され、出されては巻いてを繰り返し、後輩のスマホでムービーを回してあげるなど、そわそわしながらファイトを見守る事、数十分。

 

おかしい、そろそろ上がってきても良い頃だ。

流石に疲れが出てもおかしくないファイト時間なので、私と交代し後輩を休ませます。

が、後輩のタックルはベイトロッドで私は未経験。

今までの釣行と今回のファイトで見てはいましたが、当初は慌てました。(笑)

 

しかし、物凄い重量感と引きです。

以前に自分のスピニングタックルで70-80cmのブリをかけた時とは比較になりません。

ちなみに、私150g、後輩200gと、共にロッドのルアーウェイトキャパはライト寄りで、メインラインはPE2.0号の8本編みです。

これが今回の要因と言えるかもしれません。

 

長時間のファイトで、気が付けば沖合にいたボートより沖に出てしまい、水深は100mを超えていました。

無風・凪とはいえ、さすがに1.2馬力では不安な距離です。

海況が変わらないうちに勝負をつけて戻りたいところですが、30分以上やり取りしていても一向に距離が縮まりません。

ブリであれば間違いなく型物だと感じさせます。

ブリじゃなかったら最近話題のマグロとかありえるのかしら。 

 

そろそろ1時間か?という位で、やっとポンピングと巻き取りで寄せられるようになってきました。

勝負!とばかりに巻き取りにかかったタイミングで、また走り出します。

無尽蔵のスタミナですね...

 

少し走りが弱まったところでロッドをあおり、頭を向かせて勝負をかけたいと思ったその瞬間。

 

 

 

バキッ!

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後輩のロッドがバットガイドの上で折れてしまいました。(汗)

 

それでも魚はまだついているので、何とか正体を見たいと懸命に戦います。

ラインも辛うじてブレイクしておらず、慎重に巻き寄せ折れた穂先が見えてきました。

という事はその先に魚が待っているはず!

 

水面に白い魚体が見えてきました。

腹側でしょうか。

白い?銀?であるのと、

 

でかい!

 

まだ水中深く、輪郭もはっきりしない距離感ですが、これだけはわかる。

余裕で1m超えてますね。

 

ただ、しっぽの先まで見えず、ここに来て再度猛烈な走り出しを見せます。

 

こっちはロッドを折られてるんだ、このまま捕れないだなんて冗談じゃない!

ロッドのしなりが利かない為、ドラグ調整に気を使いやり取りしますが、二人ともこの状況に対応しきれていませんでした。

 

ポンピング時にラインに手をかけながら持ち上げた数回目に、あえなくラインブレイク。

さすがに張り替えたばかりのPEラインといえど、タックルとかけた魚に大きな隔たりがあったと言わざるをえません。

結局、正体はわからずじまいとなってしまいました。

 

いやー、これはしょうがないよ。

思い浮かべる反省点はいくつもあります。

流石に沖に出過ぎた為、即操船し岸側に舵を切りながら、悔しさの滲む後輩の背中をバシッと叩いて労います。

 

次回、捕ろう。

 

その後、50m前後まで戻り、流されては移動を繰り返しますが、僕のロッドにはドラマは生まれず、根魚数匹にて終了。

 

安定のアヒージョにて美味しく頂きました。

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イカは市販品。

 

 

後輩はこれから悔しい時間がしばらく続くと思います。

ロッドは当然購入せねばなりませんが、トータルのタックルを見直す機会とポジティブに捉えられると良いのですが...

 

沖上がり後、他のボーターの方と意見交換し、やはりタックルがライトよりであった事、魚の正体はメーターレベルのブリ、夢を見るならクロマグロ、という意見を頂きました。

ファイト中、ものすごい引っ張られてたね、という声も。(笑)

 

ネットを見てみると、最近はサメというパターンもあるとか...

正体を突き止めねばなりませんね。

 

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