世の中すっかりお盆&夏休みですね。
我が家はクーラーが無いので、冷風機のありがたみを犇々と感じてるt@nk!です。
本釣行帰りに海岸線を通りましたが、特に美国・蘭島のビーチは凄まじい混み具合でした。
宛ら、テレビで観る『密が話題になっちゃってるビーチ』の様相でした。
でもまぁ、そもそもそんなことを気にしてる方は、このタイミングでビーチには行かないですね。
さて、先日ロッドを折ってしまった後輩の慰安の為、という大義名分で、オフショア釣行に行って参りました。
後輩の希望ポイントは積丹は神威岬だったのですが、釣行日が近づくにつれて波風が崩れるという、最早パターン化している事態となり、当日までポイントはおろかショアかオフショアかさえも判断できない状況でした。
傾向としては、早朝安定的~お昼荒れてくるという、時間の経過と共に悪くなる予報でしたので、オフショア想定の場合、日が昇る前にポイント到着する必要がありそうです。
つまり?
逆算すると後輩迎えにゆくのがAM1:00頃?
まるでサクラマス釣行の様なスケジュール感ですね。(笑)
という訳で、後輩をピックアップして積丹方面に移動し、行く道すがら海況を判断します。
2:30、古平到着。
古平河口左岸方面のサーフポイントにて確認。
うーん、テントの数もすごいが波もすごい。
沖の消波ブロックに打ち付けてますね。
これはオフショア無理じゃない?
せっかく早起きしたのに!
移動しながら行動計画のミーティングです。
余談ですが、まだ古平河口にはサケ釣りの方はいませんでしたね。
今年の白老はもう始まっている様ですよ。
また8月末までお祭りになるのでしょう、一回はいっておこうかしら。
ショアからとなると、選択肢はさほど多くありません。
狙いたいのはブリですが、夏枯れのタイミングで正直なにがいるのかわかりません。
東積丹から順に、来期の為の下見も兼ねて西側へ移動してゆきましょうかね。
日の出前の3:00頃よりショアゲーム開始です。
うーん、朝日がきれいですね。
しかし、一向に生命反応が無く、心が折れる前に移動を繰り返します。
これはオフショアに出ないと釣れる気がしない…。
だけど、この状況下で出れるとしたら、湾奥で波が届かないところしかないな。
6:00頃。
移動と実釣を繰り返し、当初の目的地であった神威岬に到着しました。
カヤックの方が準備していたのでお話を聞いてみる事に。
我々と同じように、数か所見て回って神威岬に辿り着いた様です。
しかし海況としては、波打ち際に出艇できるかどうか難しいレベルの波が立っており、タイミングよく出艇できたとして、帰着時の状態がどうなっているかという事も懸念されます。
少々お話させて頂き、我々には出艇の難易度が高いと判断し移動する事としました。
カヤックの方、無事と豊漁を祈ります。
しかしこの後輩、つくづく神威岬に縁がありません。(笑)
いよいよ選択肢がなくなってきました。
こうなると神恵内方面でダメなら、もう全てを忘れて穴釣りだな。
動画を見ているとやりたくなりますよね。
専用のロッドが欲しい。
7:00頃。
いよいよ神恵内エリアまでやってまいりました。
風は少々ありますが、波は全く問題ないレベルです。
出艇想定ポイントはキャンパーで混んでいると想定したのですが、1組のみと空いている状態。
到着時には2組のボーターが出艇準備をしておりました。
これは我々もゆかねば!
急いで準備を済ませ、いざオフショアへと漕ぎ出します。
まずはヒラメなどいついていないかと、竜神岬の沖合20mラインにて。
ちなみに今回の後輩のタックルですが、前回でオフショア用のジギングタックルが折れてしまった為、私のショアジギング用ロッドを使用しての参戦です。
ボートの上で10Ftのごついロッドを振るという、見た目にも体力的にもきつい、乗合船では到底できないスタイルとなっております。(笑)
普段はベイトでのスローピッチを楽しんでいる後輩、スピニングでのハイピッチ(しかも10Ft)に戸惑いと疲れが隠せない様子。
沖合に向けて吹く風に流され、水深も徐々に深くなってきましたが、海図からも底質がなだらかで変化がない様に感じます。
岬や岩場の近くの方が根がありそうな気がして、祈石方面に舵を切る事としました。
6月釣行でヒラメを釣り上げた付近の30mレベル、魚探によると少々根がありそうです。
魚の反応もちらほら出てますので、ここから流してゆきましょう。
もうすっかりホッケに合わなくなってしまったなぁ、などと考えていると後輩にヒット。
フッキング後から走り出し、これはブリ確定の様です。
貸した私のショア用ロッドが大きな弧を描いており、なかなかサイズが期待できそうです。
そういえばこのロッドで青物釣った事ないかも?
しかし、何度かの走りをいなし、そうすぐかな?というところで痛恨のラインブレイク!
あー、もったいない、けど魚はいるぞ!
という事で、私もやる気が出てきたところでボトム付近でヒット!
重いけど走らない、刺さる感じはある、うーん、アブラコ?
と思っていると平たい魚影が。
50cm弱のヒラメでしたね、沖合にはまだ残っていてくれたか。
よかったよかった。
その後、後輩のジグにブリのチェイスが目視でき、青物捕獲に熱が入ります。
軽くキャストしてからの斜め引きのワンピッチで誘っていた私のロッドですが、再度フォールさせると中々ラインの放出が止まりません。
おかしいなぁと思いながら、念の為ベール返したタイミングでスィープフッキングしてみると、ドスッと重みが乗りました。
これは動画などで見たことのある「フォール中に当たっていた」パターンだと少々感動。
感触は比較的軽いのですが、寄せてくると走り出し小型のブリであることを確信、ファイト開始です。
走り出すと小型といえど楽しいですね。
何度かの走りの後、無事キャッチです。
ヒットルアーは2尾共にナマラジグキャスト80gのキハダでした。
サイズは50cm強といったと事でしょうか、小さいです。
ただ、アシストフックが鰓に刺さってしまっており、ありがたく頂く事とします。
親戚宅の大きいシンクにて。
前回のブリもここで捌きたかったです。(笑)
その後もアタリはあれどバレる事数回、少々流され過ぎ弁天島が見える位置まで辿り着いてしまいました。
(弁天島の横のキャンプ地も盛況でしたね。)
流石に帰り道が長距離になってしまう事と、予報通りに風と波が荒れてきた事もあり、10:00頃帰着判断しました。
帰りの荒れた海況での長距離ライドが非常に疲れました...。
帰着すると、先に出艇していた皆さんも戻っていますね。
釣果を伺うと、マグロをかけた方もいたようです。
うーん、夢ですねぇ。
(黒マグロは捕獲の規制があります。)
今回はサイズはともかく、幸運にもルアーでのメインターゲット2種を無事確保できました。
さて、次回は本格化してきているであろうサケでしょうか。
昨年のリベンジに繰り出したいと思います。