第3回の『○○○○選手権シリーズ』、今回のお題は『量販店で買うウインナー』で開催いたしました。
個人的には、ジョンソンヴィルのチェダーチーズが大好きですが、金額的条件は揃えた方が良いだろうという判断から、上記ラインナップをノミネートした次第です。
調理方法は焼き鳥器による『串焼き』。
前回大会もそうでしたが、【同じタイミングで同じジャンルを食べ比べる】という経験は日常ではほぼあり得ないことですから、意外な結果が楽しいので、バカバカしくもお勧めです。
皆様、こんにちは。
先日、友人を伴って、私の誕生日前いう些細な動機で釣行してきまして、珍しく釣果がメモリアルな感じとなりましたので、そのご報告をしますね。
※長いです。
私の使用している天気予報サイトによると、当日は波風ともに快調で、神威岬をポイントとしたボートゲームを予定しておりました。
ターゲットは、
・居残り鱒族
・ヒラメ
・青物
・ホッケ
・根魚
と、夢いっぱい欲張りプラン。
(釣行前のここが一番楽しいかもしれません。)
集合場所や必要な装備などを2日前に確認しておき、準備万端!
しかし釣行前日、風が変わっているというあるあるパターンで予定を変える事となりました。
あまりない北東からの風で、困ったときの積丹美国出艇パターンが使えず、というか「出れる、これ?」という変わり様。
風裏になる少ない場所の中から、神恵内方面をセレクトします。
当日、待ち合わせ場所では控え目に言って微風、ちょっと思いのほか強い状態ではありますが、明るくなるにつれ弱まってくる予報なので、いそいそと準備を開始。
出艇は4:00頃でした。
幸い波もうねりもなく、1.2馬力も順調に進んでいます。
予定としては、前述のターゲット全てを狙いたい気持ちはありますが、竜神岬はヒラメ狙いのアングラーが集まっており、ヒラメとホッケを優先する事とします。
まずはショア用のタックルでスタートし、私がホッケマンションと名付けた神恵内漁港のすぐ南西側の沖堤周辺を探索。
すると異常に濃かったホッケの群れがもうおらず、釣れるのは型物のアブラコのみ。
これはこれで楽しいのですが、もう沖にもホッケが薄くなっている事に季節の経過を感じざる負えません。
去年はまだ東積丹で釣れたけど、もういないのかな?
友人に中々なアブを一本を釣ってもらい、記念と奥様への証拠としてパシャリと船上撮影。(笑)
その後、竜神岬方面に移動する事とします。
竜神岬沖からスタートし祈石方面へ流して行く計画で、その中で入釣者がいないエリアを選別しながら、ショアからルアーが届くかどうかという距離感をキープします。
まずは新兵器のJackall【ビックバッカースピン30g】をキャスト!
https://www.jackall.co.jp/saltwater/products/lure/sea-bass/bigbacker-spin/
うん、これは良さ気なルアーですね。
アイの部分が変わってます。
スピンテール系なのに、フリーフォールでライン絡みし難い作りです。
着底させ、ストップ/ゴーを繰り返していると、明確なバイトが!
これはヒラメっぽくない?
と友人と話していると残念ながらバレてしまいました。
フッキングが甘かったか...
次のキャストで得たアタリを不必要なまでにフッキングし、上がってきたのはソゲとも呼べない小ソゲヒラメ。
ボーズは逃れたか。
君はお帰り、大きくなってまた会おう。
この日の早朝の潮周りは引き潮で南に流れており、アンカーを降ろさなければ気が付くとボートは沖に行ってしまいます。
少々流されたところで駆け上がり付近まで戻ろうと操船していると、陸側の行く先に海面に揺らぐ謎の物体が。
よく見てみると小型のイルカの群れですね。
万が一の事故を想定し一旦操船をストップ、眺めていると結構な数です。
大体30頭位でしょうか、優雅に泳いでます。
あの辺りは然程水深はないはずなので、ベイトやそれを捕食している丸物がいたとしても散ってしまってますね。
ホッケが薄い理由はこれかな?
友人よ、今日はホッケは無理かもしれない。
群れが過ぎ去った頃を見計らって、岸側に寄せるように操船していると、今度は別の群れと思われるイルカ達が沖側に。
囲まれてる...
再度岸よりし、流されながら尾根内方面へ。
丸物がだめなら平物でしょう。
ここは比較的沖まで緩やかな傾斜の海底なので、水深が10m前後と浅場ですね。
時刻は5:30頃。
同じくショアから離れすぎない距離感をキープし、ここで信頼と実績のima【Fox Tail 40g ピンクレッド】にチェンジしキャスト。
根掛かりを避ける為、着底から即ワンピッチで底切りします。
何回かの着底を繰り返したところで、ルアーを捕食された重量感が!
序盤は物凄い重さをリフトするだけでしたが、ある程度浮かせると海底に突き刺さる様な暴れ方、これはヒラメっぽいぞ。
リーダーも入って見えてきた魚影はまさしくヒラメ!
友人のナイスなタモ入れアシストのおかげで無事ゲットです。
「これは...でかいくない?」
想定外のサイズに日本語がおかしくなりながら、船上でのざっくり計測によると70cmオーバー。
あら、これは新記録。
※沖上がり後に。
一枚いるならまだいるでしょ!と意気込み、キャストを繰り返しますが根掛かりに苦しめられます。
結局、早朝の時間帯ではこの一枚のみとなりました。
その後、先ほどの旧ホッケマンションに再度戻ります。
私のルアーにはアブラコしか釣れませんが、友人はDAIWAのヒラメ用ジグヘッド+ワームでアブラコと共にホッケをゲット!
同じ方向をキャストしても私には釣れず、私もワームをセレクトし真下を攻めるとまたもヒラメが!
ギリギリキープサイズです。
ここでも同じ個所を攻めますが2枚目とはいかず、沖への流れに乗って少々水深のある方へ移動します。
概算で30mライン。
そういえば、頼りにしていた激安魚探『大漁くんデラックス』があえなく故障しまして。
水深が計れなくなってしまったのです。
ソナーから超音波を発信し、その跳ね返りによって水深とお魚を計測している構造上、水深が計れないという事はお魚も判別できません。
ソナーから発信されていないっぽいですね。
さらば、大漁くんデラックス。
そんな訳で、魚影や底の形状がわからないままオフショア用のタックルに持ち替えます。
アタリの無い時間が続く中、沈黙を破ったのは友人のワーミングです!
※友人はオフショア用のタックルが無いので、引き続きショアタックルです。
ヒラメ用のワームを咥えてあがってきたのは...
同じ平たいカレイでした。(笑)
結構立派なマガレイと、その後宗八を追加するという、逆に難しい事をやってのける友人。
やはりもってますね、彼は。(笑)
一方、私はスローめのジギングでしつこく底を攻め、尺オーバーのマゾイを追加。
しかし、エラや鰭に虫が付いていたのでリリースです。
そして沖でもヒラメを追加しましたが、残念ながらソゲサイズでリリース。
気が付けばお昼前となり、さすがに疲労が出てきた私たちは、ここで本日釣り上げたお互いの【魚種】を思い出してみます。
■私
・ガヤ(水深問わず割といます)
・アブラコ
・ヒラメ
・マゾイ
■友人
・ガヤ
・アブラコ
・ホッケ
・マガレイ
・宗八カレイ
あら、負けてる!
そういえば、我が子の離乳食でカレイが必要だった事を思い出した私は、投げ仕掛け+イソメワームを取り出しマガレイをゲット。
船頭の立場を利用し、姑息な手段で魚種をイーブンにします。
お互いに6目を目指しますが、中々追加が出来ません。
もう戻ろうか?と相談していた折、不意に友人のロッドが海面に突き刺さります。
沖でこの重量感、遂に友人にもヒラメか!
明らかに重たそうなファイトの途中、友人が「なんだか首を振っているかも…」と言いながらあげた魚体は...
アブラコでした。(笑)
かくして魚種対決は同点にて終了です。
非常に楽しかったですが、欲を言えば友人にもヒラメを釣らせたかった。
またゆきましょうね。
自宅に帰り計測したところ、サイズは『72cm』。
自分には出来すぎた釣果で、この歳を締めくくる事ができました。
大体同じサイズなので並べてみました。
遠近法で、子の方がだいぶ大きいですね。(笑)
さて、冒頭でも書きましたが、この度また一つ歳を取りました。
『量販店で買うウインナー選手権』は、誕生日当日の自宅焼き鳥での出来事だったりするのですが、奥さんはしっかりサプライズでケーキも用意してくれました。
感謝!
プレートは我が家の趣味です。