令和になってから意識的に探し始めた【平成31年硬貨】を先日入手したt@nk!です。
ご覧いただきありがとうございます。
新しく硬貨を入手した際にキラキラな硬貨が混ざっていると、ドキドキしながら年号を確認する事約1ヶ月、スーパーのお釣りで無事入手しました。
手持ちの平成30年モノの方がきれいに見えるのは気のせいでしょうか?(笑)
さて、今回は後輩を伴いボートでのブリをターゲットとした釣行になります。
第1希望は神威岬沖で浮きたかったのですが、複数の天気予報を確認の結果、安定の美国で浮く事としました。
向かう道中で古平河口を通り過ぎたのですが、一時は混雑を極めた河口も左側の海岸に1名のアングラーがいるのみと、完全にサクラマスのシーズンを終えたことを物語っています。
「もしかしてプレッシャー低くて、1チャンスあるんでない?」
1度通り過ぎたところをわざわざ引き返し、急遽朝マズメのサクラマス調査を実施する事となりました。(笑)
但し時間は1時間未満と設定し、本当にちょこっと調査する感じです。
メジャーポイントで人がいないのには往々にして理由がありまして。
やはりサクラマスは終わってしまった感が強いですね。
若干魚っ気はあったのですが…。
案の定ノーフィッシュで美国に向かいます。
しかしショアからのキャストは手軽ですし、なによりルアーをかっ飛ばすのは楽しいですね!
さて、太陽も完全に昇りきったAM5時頃、美国に到着です。
そよ風程度の風はありますが、波はほぼなく絶好の浮き日和と言える状態です。
二人でボートを膨らませ装備品の準備・積み込みなどに取りかかります。
うむ、やはり手順が分かっている2名体制は楽ちんである。(笑)
準備万端、いざ出艇!
まずは20mラインの浅場でキャスティングでヒラメ釣りです。
この辺りは遊漁船やボーターさんたちは颯爽と通り過ぎてしまうところらしく、私的には昨年良い思いをさせてもらった穴場なのですが、本日はどうでしょうか。
時間も結果的に中途半端になっちゃったし。(笑)
後輩にルアーと誘い方を軽く教えて実釣です。
私はYouTubeで拝見したボーターの方が使用していた新しいリグを試し、後輩はアピール力の高いワームを使用しております。
いまいち水中でどの様に動いているのかイメージできず苦戦している私の後ろで、
「何かきたかもしれないです!」
と、彼のロッドが弧を描いております!
突っ込み方と重量感的に期待が膨らみ「平っ物!」コールが鳴り響く中、無事上がってきたのは50オーバーのナイスサイズなヒラメ!
目論見通りな釣果に操船者としても非常にうれしい。(笑)
その後も探っては見ましたが、まとまった個体数がいない様で、本命のブリポイントへの移動にも時間を要する為、深場へと移動を開始します。
今回は海底図を凝視し、宝島沖の地形の変化があるポイントに狙いを定め、潮流を見ながら射ってゆく作戦です。
沖の方も海況は穏やかで移動もスムーズにポイント到着です。
お、さらに西の幌武意方面には船団が出来ていますね。
ブリ釣れてるのかな?
私のエンジンではあそこまでは行けないかなぁ。どうだろう。
到着ポイントは海底図より浅く、小移動を繰り返しながら激安魚探で根を探し射ち込んでゆきます。
しかしブリ・ヒラメはおろか、ホッケすらかかりません。
うーん、嫌な予感。
しかも潮流が意外に早く、魚探を見ながらジギングを行っていると気付けば宝島を通り過ぎ厚苫岬方面に流されていますね。
宝島方面の魚影の薄さと良い根が探せなかった事で、いっそ厚苫岬沖の方が良いのでは?と潮流に乗って大移動を決意します。
潮流と移動したい方向が一致していると楽ですね~エンジンが非力なので。(笑)
岬にだいぶ近づいたので、流されながら再度射ち込んでゆきます。
しかし海底図によると地形変化が豊かで水深も確保できると踏んでいたのですが、何やら30m~40mの深さがゆるゆると繋がっており、魚っ気もほぼ無いではありませんか。
これは地形図と変わってしまっている?
去年はこんな感じじゃなかったなぁ。
試行錯誤しながら流され、また気付けば厚苫岬を通り過ぎ次の岬にまでたどり着きそうです。
なんて岬だあれ。(笑)
さすがに流され過ぎたという事で戻る事にしたのですが、いかんせん地形的にも魚影的にも可能性を感じず、さてどうしたものかと考えていると、宝島のはるか向こう幌武意方面にいた船団がまだ固まっているではありませんか。
この辺りで小移動を繰り返しても恐らく状況は打開できない事は今までの時間が証明しております。
よし!スーパー大移動だ!
その時は気合入れて移動するのみなのですが、マップデータ上で距離換算するとおよそ10kmはあるみたいですね。(笑)
エンジンの耐久性の問題で連続運転時間が心配なので、途中で休憩をはさみつつ何とか大移動を完了しました。
先に見た船団のプレジャーボートも目視ではっきり確認できる距離感ですが、私たちより更に沖の方です。
穏やかだった海は更に穏やかになりほぼ凪です。
水深約50m、根も点在してますね。
これは期待できそうだとジグを投入したところ、魚探から反応が出ています。
層がバラバラなので、ホッケの群れかな?と思っていると後輩のロッドに生命反応が。
よしよしと私のジグも投入するやいなや、目の前でナブラがたちはじめました!
後輩はロッドをしならせてファイト中なので、キャスティングで射てるのは私だけです。
至急ジグを回収し、ジギングロッドからキャスティングに持ち替えましたが、ついているルアーがワームだった為、慌ててシンペンに交換し終えたタイミングでナブラが沈みました。(笑)
うーん、残念だが期待感は高いぞここは。
ホッケは非常に濃いようで、ナチュラル/チャート問わずジグによく反応してくれますが、本命はなかなかめぐり合う事ができません。
根についている様で流されると反応が薄くなる為、ヒット⇒移動の繰り返しです。
幸いホッケは数量的に満足いく分を確保出来ましたし、波風による危険要素が少ないので、もうプレジャーボートのいるとこまで行ってみようかという事になりました。
滑るようにボートは進み、到着したポイントは水深60m。
さて、と思ってロッドをホルダーから抜き取ろうとしたところ、なにやら視界に違和感が。
あれ?
キャスティングロッド、なくない?(汗)
やっちまった…
ちゃんとホルダーに差し込んでなかった…
せっかく自作した落下水没用のフロートを装着していなかったので、もう既に50m下に沈んでる事でしょう…
※ちなみに自作フロートは1リットルペットボトル+100均ロープ+100均カラビナという、しびれる逸品です。
ちなみに私、昨年の同じく美国でのキャスティングゲーム中にロッド一式を沈めてしまいまして、これで2本献上した事になります。
あああ、もったいない…
そして自然に優しくない…
とにかくこれでキャスティングの選択がなくなった以上、ジギングに専念する事になりました。
いい感じで根があり魚の反応もありますが、肝心のブリの姿は拝めません。
潮流も変化し、今迄は東に流れていたのですが、今度は真逆の西向きに。
どんどん幌武意側に流されます。
点在する根を攻めすぎてジグを複数本ロストしたところで、今までと違うアタリと引きが!
重たいけど走らない、ヒラメだろうか?
上がってきたのは、
40アップのシマゾイ!
※調理前です。
なかなかレアな魚に恵まれました。
この後もブリゲットとはならず、ホッケ食べられる分・大き目なガヤ1本・シマゾイ2本と釣果は満足ゆく結果となりました。
まだブリは早いのだろうか。
シマゾイは自宅で《アヒージョ》と《香草焼き》という、まるで意識高い系アングラーの様なメニューに姿を変えました。
美味しそうな、いわゆる箸上げ写真を撮ろうとしたのですが、構図や手振れなどと戦っていると冷めてしまい、
湯気のない、美味しいのかどうかよくわからない、普通な写真となってしまいました…。
湯気、大事。
※美味しかったです。
さて、キャスティングタックルを新調しなければならず、これからお財布とスペックと相談です。