t@nk!とJJ

積丹エリアを中心に釣りしてます。最近はぷかぷかゴムボート+1.2馬力で浮いておりますよ。

最近、仕事・釣り共にJINS Swicthを手放せないt@nk!です。

これ便利ですね~。

さすがに専用のものよりは劣りますが、偏光モデルがあってメガネユーザーとしては重宝しております。

 

さて前回の更新では、5/15までのサクラマスライセンス期間になんとか1尾などと記載しました。

 

そして!

 

出艇せずに終了しました…。(=-ω-=)

風は良かったんですけどねぇ、波が。(汗)

 

無理すればゆけるのだろうか?

いや、そもそも無理はだめだろう…。

そう自問自答して、ばっちり準備したボートに座り2時間ほど波打ち際で佇んでました。

(ライン漫画見ながら。)

 

という訳でありまして。

なかなかこういった公の場で言うのも勇気がいりますが。

初ライセンス取得の今年、サクラマス釣果0でした。(汗)

もう反省点があり過ぎて…。

 

まぁよい。

今後に活かせばよいのだ。

釣れない釣りも楽しかったし。(笑)

 

でもまぁ、経験値は少し貯まったかなと。

ショアの様々なフィールドを沖側から見る事ってなかなかないと思いますし。

 

もうライセンスの効力はないので、積丹界隈ではボートサクラ解禁!

サクラの釣れるシーズンもそろそろ終了だし、何としても1尾をゲットして終了したいですね。

なんとか6月上旬を目途にブリとヒラメに移行したいところです。

昨年はボートヒラメが好調だったんですよね。

 

さて、5/23(木)にボートゲームを展開すべく積丹は美国へ行ってきました。

今回は『シーズン中なんとかに1尾!』の合言葉を胸に、サクラが釣れない2人組という同行者(後輩)を伴った釣行です。

 

前日まで風が微妙で、出艇の可/不可を現地確認する事にして、夜中に出発し現地到着はAM3:00です。

 

うーん、波無し、微風。

行けそうだ。今は。

 

この日は予報がはっきりしなく、積丹半島以南は

・風⇒暴風

・海⇒荒れてる

という様子。

美国で出艇できなかったら、その後のショアの選択肢も狭そうです。

 

何とか出艇できそうなので、あまり沖合に出ない操船でゆく事にしました。

ショアに寄っているサクラを追い越してしまわない距離感ですね。

しかし、案の定と言ってよいのか、出艇後は風が強くなってきます。(汗)

GPVめ…。(何度目なのか)

 

地形と並行に操船してゆくと、美国の沿岸ラインに何名かアングラーさんがいらっしゃいますね。

ショアからのキャストが届かず、且つあまり深場でない距離感を保ちルアーを射ってゆくことにします!

出来れば流されずに決めたポイントで射ち続けたいのですが、簡易アンカーではなく簡易シーアンカー(という名のフロート付バケツ)を持ってきてしまいました。

ちなみに簡易アンカーは,

【プラスチックでコーティングされた現代的な漬物石+100均ロープ】

という、泣けるほど経済的な逸品です。

射っては流され戻るという非常に不効率な釣りを展開する我らの耳に、ショアからの歓声が聞こえてきます。

ショアからの手軽な方が釣れてんじゃん!(笑)

 

しかしポイント選びは間違っていないという事。

さすがに成長の兆しがみえますね。釣ってないけど。

 

いそうなポイントにキャストしてトゥイッチを入れたタイミングで、私のロッドにガツンッとアタリが!

これは…来たんでない?

中々の重量感!

が、途中から伝わってきた首ふり。(汗)

ミノーを咥えた大きめのホッケちゃんでした。

 

とりあえずボウズは逃れましたが、本命を確保すべくまだ時合だと信じキャストを続けます。

 

と、ここで後輩にアタリが!

 

焦った後輩の早すぎるフッキング

 

即バレでした。(笑)

 

わかる、わかるよその気持ち。

久しぶりのアタリは焦るよね。

 

と、ここで私にもアタリが!

 

フッキング前に即バレ!

異常なし!

 

その後、風と共に流されるスピードも強まり、少々沖に出てしまったのでヒラメ調査にシフト。

言葉には出しませんが、2名ともサクラは諦めました。

まさにブルーハーツの名曲、『夕暮れ』の歌い出しの心境です。(笑)

 

しかし、もう日も昇りきったタイミングの20~30mラインの浅場ではヒラメはいない様子。

持参したイソメを投仕掛けに付けて垂らしてみても反応は皆無です。

段々と風が強まり、ちょっと風裏にポイントを移す為、大きく移動を決意します。

 

ボートを走らせ宝島の裏まで来ました。

風は時々の突風を伴い、あまり長く釣行出来そうにありません。

宝島の周辺は底質が岩と砂であると見られ、比較的陸から近場でも20m程度の深さです。

少し沖に出て30~40mといったところでしょうか。

これまた泣けるほど安価な魚探、その名も『大漁くん とれとれKING』の水深測定機能がそう申しておりました。

 

測定水深約35m。

さて、せっかく沖に来たので、後輩はジギングの練習がしたいようです。

ジギングに手を出したいと彼が選択したタックルはベイトの近海ジギングモデル。

事前に色々と勉強していたようですが、実際の操作がイメージ通りにならない様で悪戦苦闘。

ベイト未体験の私も「どれどれ貸してみなさいよ」と借りてみると、「なるほど、これが噂のバックラッシュか」と体験する事が出来ましたので、丁重にお返ししました。

私にはベイトは今のところ無理の様です…。

 

私もスピニングのジギングロッドに持ち替えて練習と調査に勤しみます。

とここでしつこく垂らしていたイソメの仕掛けに激しいアタリが!

なかなかの重量感で30m下から巻き上げます。

間違ったヒラメでも食ってきてたらどうしよう。などと期待に応えて登場したのは!

 

ギスカジカ×2匹。(笑)

 

そうかそうか、君がいたよね…。

しかも1匹は結構大きい。

しかし丁重にお帰り頂き、餌仕掛けは回収です。

するとジギング練習していた後輩にアタリが!

初ジギングでのヒットとは。モノはなんだ?

重みがあるのかないのか、微妙なファイトで上がってきたのは…

 

手のひらサイズのカレイでした。(笑)

逆にすごいな、君は。

 

と次は私にアタリです。

巻き巻きすると私にも手のひらカレイ。(笑)

なぜ餌には来なかったのか…。

その後に後輩もギスカジカを1匹追加したところで、風が洒落にならなくなってきたため、一旦に沖上がりする事にします。

 

戻りが向かい風の強風という最悪の状況になってしまい、波飛沫で二人とも濡れてしまいました…。

ある程度はしょうがないのでしょうが、ボートのスペックが低いので走破性がこの辺りに出ますね。

ボートスペックについては、これからボートにトライしたいという閲覧者様(がいれば)の参考になればと思い、どこかで紹介しようかなと考えています。

もちろんそんなに詳しくはないですし、現場でお会いできた先輩ボーターさんに教えてもらう事ばかりなのですが。

自分も初めてみようかなと思った時は中々情報がなかったので、「そんなにハードル高くないよ」という意味も込めて。

本日現在で需要は皆無かと思いますが、備忘録でもいいや。(笑)

 

さて、無事エントリーポイントに戻って参りまして片付けです。

2人体制だとやはり楽ですね。

ついでに暫く洗ってなかったから船体も水洗いしよう。

 

なんだかんだでAM3:30~8:00過ぎまで浮いており、その後片づけ・水洗いで9:00過ぎ、疲労と眠気が襲ってきます。

結局キャッチはホッケ1匹のみ、さてこれからどうしようか。

 

協議の結果、安定の幌武意で2回戦を開催する事に決定。

協議の必要があったのか。(笑)

もちろん前日の内にイソメも購入しております。

 

AM9:30頃、幌武意に到着です。

おや、少ないかなと思っていましたが、駐車スペースには車が皆無です。

よし、まず寝よう。

朝マズメは誰か射ってただろうし、(自分と)場を休ませるのだ。

Zzzzzz・・・

 

12:30頃に起床。

おや、車が1台増えていますね。

パンをむさぼり、いざテトラ帯へ向かうべくいそいそと準備します。

準備中にテトラ帯よりアングラーさん戻ってきましたのでお話を聞いてみたところ、朝の時間帯は積丹以南で複数のポイントを射っていた様で、某岬で惜しくも目の前でバラしたとの事。

まだ各所でサクラマスはいるのですね~。

 

さてさてテトラ帯に降り立つと、入りたいと思っていた場所がほぼ空いており、無事釣座を確保。

車はありませんでしたが、アングラーさんはいましたね。

 

今回は待ちの時間が多いと端から決めていたので、ルアーロッドを2本持参です。

①いつものバーサタイルロッドでエサ使用の漢(オトコ)の投げ釣り

②以前のメインロッド(MLクラス)でいつもより軽量のルアーゲーム

軽いミノーで飛距離を稼ぐ為、よりライトなタックルで遊ぼうという目論見です。

 

さてさて、まずはエサの仕掛けを投入します。

ルアーを振っている間に平物か丸物が来ればよし。

出来れば丸物がよし!

 

『ドボーン』と投入し、ルアーをスナップに結びます。

何がいいだろう?

何年か前はここでDコン85と魚道110でいい思いをさせてもらったなぁ、よし久々にDコンだな。

最近はMクラスのロッドで30~40gのルアーをキャストする事が多かったので、久し振りに15g位の軽量ルアーは操作を思い出すのに時間がかかりました。

うん、やっぱりMLだとロッドがちゃんとしなるから飛ぶな。当たり前だけども。

 

ふとエサ仕掛けの方を見ると、おお!アタッてる!

持ち替えて巻き巻き。

小さめのカレイですね。やはり平物か。

エサ替えし再度投入です。

 

それを見た後輩も投げ仕掛けに転向しております。(笑)

※彼はロッド一本で臨んでおります。

 

「今の時間はエサの方が遊べるね~」等と話しつつルアーキャストを再開して、トゥイッチを入れたタイミングで

 

『ガツンッ!』

 

引きは…弱めだけど、これはホッケじゃない。

飛ぶといってもそこまでの距離ではなかったので寄せるのも早く、見えた姿はギラッと輝いてます。

「サクラだ!」(背中が緑で一瞬アメ?と思ったのは内緒。)

 

タモを後輩に借り、無事にネットイン!

f:id:taurin1000kg:20190525095701j:plain

50cmでやや痩せ形の個体です。

※納竿後なので、腹が開いてます。

 

・・・こんな中途半端な時間に。

こんなあっさり釣れるとは・・・。

 

朝からの苦労はなんだったのだ!(笑)

 

いやいや、こういうものなのかもしれませんね。

その場その場で最も正しい(と思える)手段を打ち続ける。

これが釣れる一つの正解なのかもしれません。

しかし、喜び半分。拍子抜け半分。

 

後輩は取り付けた投げ仕掛けを大至急ペースで外してます。(笑)

しかし、今度はエサ仕掛けにアタリが!

フッキングすると結構な重量感と共に30cmオーバーのカレイが上がってきました。

 

本腰入れた投げ釣り師がいないこのエリアで、二足の草鞋的な釣りが功を奏したようです。

その後もエサ仕掛けにアタリを継続的に得ることが出来、2人とも運よく大きめの丸物・平物を得る事が出来ました。

f:id:taurin1000kg:20190525095712j:plain

幌武意漁港釣果です。

カレイと共に写すと全体的に小さく見える不思議。(笑)

ホッケ・・・未計測(40cmオーバー)

サクラマス・・・50cm

カレイ・・・36cm & 44cm

その他、リリースサイズのカレイ・アブラコが20匹以上

 

やー、今日は中々に中々でした。

しかしシーズン終盤ですが、更なるサイズアップを目指しますよ~!

f:id:taurin1000kg:20190525095723j:plain