t@nk!とJJ

積丹エリアを中心に釣りしてます。最近はぷかぷかゴムボート+1.2馬力で浮いておりますよ。

令和になりましたね。
友人と会った際に、【年(=年号)が変わった】という観点から「今年も宜しく」と言ってしまうt@nk!です。

さて、今回は同行者を伴っての釣りです。
同行者は友人で新婚さんなのですが、釣果が無さ過ぎて釣行に行く前から奥様に期待されていないという、甚だ他人とは思えない境遇の持ち主です。

そういえば過去に、釣果が無さ過ぎて『本当に釣りに行っているの?』と、奥様に浮気まで疑われたが故に、比較的釣果が安定してるという思いから、サビキ等の小物釣りを教えてくれ!と頼み込んで来た別の友人もいました。
悩める家族持ちアングラーの共通項ですね。

さて、今回はサクラマスをメインにホッケも釣れるであろうボートゲームを展開すべく、古平河口で浮く事とします。
朝方4時、エントリーするポイントで合流したのですが、天気予報とは裏腹に小雨がぱらついております。
予報では積丹半島のエリアで古平一帯のみ風・雨をかわしてるはずだったのですが、嫌な予感…。
GPVめ…。

いそいそと準備をしておりましたらば、雨は上がりましたので、友人とエントリーポイントまでボートをよいしょと移動し、いざ大海原へ!
二人だとこの辺りが楽ちんです。
初心者ボーターなので出艇や準備はいつも試行錯誤なのですが、ボート本体とバッカンやタックル、動力になるエンジン、その他細々とした物など複数に分けて運んでいるので、釣ってる間は良いのですが準備と片付けが大変で…と話題が逸れましたね。

閑話休題、今回は友人に食材となる釣果=サクラマスを(自分も釣ってないくせに)是非釣ってほしいので、魚影が濃いと思われる古平河口沖で浮く事にします。
エントリーポイントより実釣場所まで移動する事、約10分。
到着し簡易アンカーを沈め、今回は流す釣りではなく固定のポイントで射ちまくり作戦です。
まぁ河口ポイントは川よりの流れ込みがあり、時間と共に流されるのですが、簡易的な物でもないよりはましです。

ここは汽水が混じるからホッケとかはいないのだろうか。
なんて考えながらキャストすること数投、ググッとロッドに反応が。

「ホッケだな、これは…」
案の定、見えてきた姿は大きめのホッケちゃん。
汽水域にもいるのか。
うむ、勉強になった。

流心をかわし、アンカーを落として流され移動を繰り返し、気が付けば日は既に昇りきっている時間になってしまいました。
河口側や地形と水平にキャストしても反応がなく、ふと沖に溜まっている個体はいないかとミノーをフルキャストしてみます。
トゥイッチを入れリトリーブしていると、不意にガンッと衝撃が伝わってきました。
これは…きた?かな?
巻くとなっかなかな重量感。ドラグも出ます。
ロッドをあおって浮かせて巻き巻き。
見えてきた!
けど茶色い!(笑)
ビッグサイズのスレ掛かりホッケでした。

結局朝の釣果は私のホッケ2本。
うーん、お魚のいるところをボートで追い越してしまったかしら。

河口ポイントを諦め、岩礁帯エリアに移動します。
こうなったらホッケを大量確保だ。
友人に食料を持たせなければならないのだ俺は!

ポイント移動しキャストを再開します。
友人は何か掴んだようで、ポンポンとホッケを釣っています。
ここは確か水深10mくらいのはず。
普通はジグやジグサビキでキャスト⇒ジャークの、所謂バーティカルな釣りになると思うのですが、活性が高いのでしょう、Dコン85等のシンキングミノーにバイトしてきてとても楽しそう。
比較的上層で食ってきますね。
さてはホッケマンションを見つけたな?

しかし楽しんでいると、今度は予報にはない風が出てきました。
ホッケはあきない程度に反応があり我々を楽しませてくれましたが、さすがに風による流され具合が早くなってきて、身に危険を感じたので一旦陸に上がる事とします。
今後の予報を再確認すると、あら、予報が変わっている…。
作戦会議を開催した結果、ボートは終了し風に強いお得意の幌武意に移動する事とします。
しっかり途中でイソメを購入して。(笑)

10:00過ぎに幌武意に到着し、様子を伺うと人はさほどいない様です。
朝からの釣行の疲労で眠気が出てきたので、昼まで各々休憩しお昼を食べてから午後の部を開催する事に。

2人とも若干休憩し過ぎて起床し、昼食のカップ麺用にお湯を沸かしたのが13:00頃。
最近、朝マズメ釣行後の手のむくみが凄いのです。若い時は気にならなかったのだけど…。(汗)
皆さんはどうなのだろう。
キャンプ用のクッカーとストーブでお湯を沸かして、昼食のカップ麺でむくみに塩分で追い打ちをかけます。(笑)

さて、内防波堤のテトラ帯で第2回戦をスタート!
私、致命的と言っていいくらいデイゲームは集中力がありません。
うーん、釣れる気がしない。
サクラマス狙いだと悪い場所ではないのだけれど、ここではカレイが釣れない」という本末転倒な理由で移動します。
もう既にターゲットはカレイとホッケ。
内防波堤の先端付近を陣取り、便宜上(?)のルアーキャストを数投し、「まだ時合じゃないね」という共通認識を得たところで、2人とも投げ仕掛けに切り替えます。(笑)

やはりこのテトラ帯はカレイが濃く、ポンポン釣れます。
が、前回よりサイズが小さいですね…。
群れが濃いのは比較的近い場所なのですが、ちょっと遠投してみましょう。
中々あたりがなく少しずつサビいてくると、弱めのアタリがありフッキングするとズシンとした重みが乗りました。
慎重に寄せてくると、なんと30~35cm位のマガレイです。

その後も持ち帰りサイズを吟味しながら数枚のカレイをキープし、友人にお持ち帰り頂きました。
ホッケとカレイという当初の目標とは違う釣果を手に帰宅した友人は、奥様からどんな評価を受けたのかは現時点で確認できていませんが、やはり目論見通り楽しい釣行となって非常に満足な1日でした。

さて、今シーズン取得したボート用のサクラマスライセンスですが、効果を発揮できないままいよいよ【5/15】をもってその効力を失ってしまいます。
せめて1本くらい釣らなければ、取得費用¥5,000が無駄になってしまいます!(涙)
期限内にゆけるだろうか…。