t@nk!とJJ

積丹エリアを中心に釣りしてます。最近はぷかぷかゴムボート+1.2馬力で浮いておりますよ。

ブリの釣果が聞かれるようになってきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

私用とトラブルで釣行にゆけず、というか自粛しておりましたt@nk!です。

ご覧頂きありがとうございます。

 

前回の更新からずっと釣行が無かったわけではないのですが、なかなかジギングの本命=ブリに巡り合わず、

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案の定、ホッケが釣れたという感じでした。

釣果がホッケであるという事が、単独の記事として皆様に対して「引き」があるか微妙でしたので、今ご報告致します。(笑)

ただこのホッケが抜群に美味かったです。

時期的なものなのでしょうか?

釣った時点でお腹が赤茶色で、脂がのってそうだとは思っていたのですが、すごかったです脂。

 

でですね、上記の通りそこから釣りにゆけない日々が続きまして。

そしたら各地でデイジギングでも7~8㌔の釣果が聞こえてくるじゃないですか。

 

前回ロストしたキャスティングロッドも先日無事ポチりまして、月末には1回くらいゆけそうなので、その際はまたご報告させて頂きます。

 

なので、釣行記録とは別に初心者ボーターとして、装備などについて記しておこうかなと思いました。

釣りに行くと、こういう事書かないですからね。

ボートに興味がある方や購入を検討されている方の参考になれば幸いですし、上級者の方には「こうしたらもっと良いよ」的なアドバイスも頂ければ、尚うれしいです。

 

さて、私の装備・環境はざっと下記の様な感じです。

 

■船体積載物

・船体 ジョイクラフトKE-275(4人乗り)※モーターマウント付

・エンジン ジェイモSP-1 PLUS(1.2馬力

・浅場用アンカー

・深場用シーアンカー

・フロアマット

・フラッグ

・バッカン(ロッドホルダー付)

・釣ったお魚一時避難用プラかご

・タモ

・ストリンガーor魚籠網

・ルアーロッド2本

 

■装備(夏時期)

・全体的にクイックドライ的な汗など乾きやすい服装(下はタイツ+ハーフパンツが多いです。)

・レインジャケット

・ヒップウェーダー

・ショアでも使用しているライフジャケット(フィッシュグリップ・ナイフ・単眼鏡・ホイッスルなど内臓)

 

初心者ボーターの私はこんな感じですねぇ。

 

いくつか補足があります。

 

まず船体とエンジンですが、ジョイクラフトにしたのは船体生地の厚さからです。

安全性に直結すると思ったので。

海上で穴あきだなんて洒落になりませんからね…。

船種としては、非常にお求めやすい価格帯です。(笑)

乗り出してから気付いたのですが、船体の出せるスピードはその船種によって変わります。

特に私は1.2馬力と非力な為、ここは考えさせられました。

次回、船体を更新するとしたら、色々な理由から同じインフレータブルのカヤックタイプにすると思います。

 

エンジンの1.2馬力についてですが、よく現場でお話しさせて頂く先輩ボーターの方達よりも質問を受けます。

主な質問は「これで大丈夫なの?」というもの。

私は2馬力に乗船した事がないので、今迄無事に楽しめているという事は大丈夫なのではないでしょうか?としかお返事できませんが。(笑)

 

ではなぜこれなのか。

いくつか理由はありますが、まず【手軽】だという事。

空冷でエンジンオイルなし、使用後は真水をかけるだけ、たまに可動部にスプレーさす位で非常にタフです。

車の中では専用ケースに入れて燃料が入っていても横倒し置いてます。

そして【軽量】だという事。

重さ5㌔前後で片手で持つことが出来ます。

そういったわけで、ボートで出艇するにはボートを膨らます場所(=駐車場所)からエントリーポイントまで自力で運ぶわけですが、私は上記の装備・環境で2往復で完了する為、一般的なボーターの方に比べ、非常に手軽な部類かと思います。

当然、導入時コストが2馬力の物より【安価】だと思います。

(命を預ける重要な部分に、安価な中華性などは論外と私は考えます。)

スピードは比較するまでもなく【遅い】です。

2馬力の様なビャーッと水飛沫をあげて滑走するというイメージには程遠く、とろとろと進みます。

まぁ、私の場合、スタートが同じジェイモの1馬力だったので、そもそもそこを諦めているというのはありますが。

速度は 大体4~5kmの距離を30分位で移動します。

大人の小走り位でしょうか?

もちろん出艇に際し、波風を見る目は厳しくなります。

流されて帰れなかった事は今までにはありませんが、今後もそうならない様に気を付けて運用するつもりです。

まぁ元より水深150mラインなど行けると思っていないので、私としては今のところ十分と考えております。

深いところにゆきたい気持ちになったら、遊漁船のお世話になりましょうかね。

実はまだ乗った事ないのです。

 

当初は船体のメーカーオプションで色々拡充しようかと思っていたのですが、ロッドスタンドと作業用の台はバッカン済ませる事が出来ると考えました。

専用の方が便利なのは間違いないのですが、荷物を減らし運用を楽にする為です。

ちなみにバッカンは下記のMAZUME製の物です。

https://www.mazume.co.jp/product/264

内容物は、ルアーケース×2、燃料1ℓボトル×2、簡易工具、手押しポンプ、食料、飲料、簡易(だけどメインの)魚探 などなどです。

書いてみると意外に物量多いですね。(笑)

 

ロッドですが、やりたい事に応じて2本程度持ってゆきます。

バッカンのホルダーが2本刺しなので持込本数も2本としてますが、大概ジギング用1本+キャスティング1本ですね。

ジギング用は当然オフショア用の専用ですが、キャスティング用はショアで使用している物を転用しています。

先日沈没しましたが…

今度新調しますが、また【Mクラス】を購入しました。

ショアでは30~40g程度のジグから15gのミノーなどを使用し、ホッケ・サクラマス・サケ・根魚・果てはブリ(というかイナダ)までこなしており、オフショアでやりたい事は浅場のヒラメワーミングや河口域のサクラマス・サケと、ほぼショアとやっている事が変わらないのでもうこれで良いかなと。(笑)

ナブラ射った時に対抗できない位の個体が釣れたら考えましょう。

 

ざっとこんな感じでしょうか。

クーラーボックスをボートに持ち込んでいないので、釣ったお魚はストリンガーか魚籠網で活かして持ち帰り、沖上がりで締めているのですが、大きなお魚ほど即締めた方がよいのか等、まだ試行錯誤している状態です。

アンカーや魚探などは以前ご紹介の通りの逸品ですし。(笑)

 

こんな適当でも、オフショアのルアーフィッシングを楽しんでます。

 

初期投資は若干かかりましたが、

・継続使用可能な物がほぼ

・混雑とは無縁で普段ゆけない場所にゆける

・釣行=非日常な体験

という、今となっては切り離せない趣味となりました。

今後も可能な限り、安全にボートを楽しみたいと思います。

先日、札幌のアウトドア専門店・秀岳壮さんのナイフメンテナンスのお世話になったのですが、クオリティーの高さに驚愕しているt@nk!です。

当ブログをご覧頂きありがとうございます。

 

本当はですね、使用しているナイフ、というかマルチツールなんですけども、買い替えを考えていまして。

自分で研いだり日ごろのメンテナンスはしている(つもりだった)のですが、もう限界かなぁと思っていた時に店頭でこのサービスを拝見し、ダメもとで申し込んでみました。

https://shugakuso4.exblog.jp/21385226/

 

いや~、すごい。(笑)

欠け等も細かくあったのですが、見事に蘇りましたね。

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日常的なメンテはタッチアップ程度にしておいて、困ったらまたお願いする方がナイフが長持ちしそうだな。

なんせルアーフィッシングはじめてからずーっと使っているナイフなので、結構な経年劣化がありまして。

ルアーで釣ったお魚達の命を頂いてきた物なので、これからも末永く使ってゆこうと思います。

買い替えようとしていたレザーマンはお預けだ!(笑)

 

さて、今回は先日初めてエントリーした神威岬沖に再度チャレンジしてきました。

ターゲットはブリですが、何やら今週は特に天気が安定しませんね。

所用で朝イチは無理だったのですが、雷と小雨と風が入り混じる「もう今日は無理だろ」的な天気です。

しかし、何度も裏切られている天気予報アプリやサイトから「積丹方面は大丈夫だよ」とささやかれている為、「最悪ドライブだけでもやむなし!」という気持ちで行って参りました。

何度裏切られても、良い情報を信じてしまうのは、きっと釣り人のサガなのでしょう。(笑)

 

うーん、小樽周辺は雷がゴロゴロとしていますね。

しかし、余市を抜けた辺りから急激に天気が回復しております。

波なし・曇り~晴れレベル・そよ風。

あら、これはもしかしていけちゃう?

 

美国までやってきました。

晴天の無風ですね。(汗)

これは出れるやつだな。

今回は多少コンディションが悪くとも、無理はしない前提で出艇したい理由がありまして。

間もなく歳を1つ重ねるので、当年の締めとなる魚=ブリ・ヒラメあたりの大型魚で締めくくりたいと目論んでおったのでした。

 

予報によると、美国が午後より東南の風が強くなる様で、宝島方面に流すと帰りが向かい風でしんどくなると予想されます。

神威岬はちょうど風裏になる様で、予定を変えずに美国を後にしました。

 

エントリーポイントに到着後、準備も入念に11:00頃出艇です。

今回も帰着時間が決まっている為、早いタイミングで釣果が欲しいところ。

しかし、ここで天気予報がまたも謀反を起こします。

 

 

風向きが全然違う...

 

 

風裏になるはずが…

しかも結構吹いてますね。

これはしばらく様子見だな。

誕生日前にトラブルなど洒落にならん。

近場の20mラインでちょこちょこと探りますが、先日の様な魚影の濃さは見当たりません。

前回は近場でもホッケの群れがかなり反応ありましたからね、嫌な予感がします。

 

1時間ほど探っているうちに、沖にいたプレジャーボートがどんどん引き上げてゆきます。(笑)

私と同じくゴムボートの方も1艇いたのですが、早々に浅場に移動しております。

これは引き上げも考えておいた方がよいか…

 

安全なラインを確保しつつ様子を見ていると、風が弱まってきました。

周囲にプレジャーボートやゴムボートはほぼおらず、状況を考察してみます。

①精密な予報の下、周りの皆さんは引き返した。=あんまりよくない状況。

②早朝から釣果に恵まれ、ちょうど良いタイミングで天気が変わったので帰港。=このままやってても大丈夫???

 

②だと思いたい!(笑)

 

しかし時間の経過と共に風とうねりもなくなってきました。

こうなると帰る理由がないのですが、周囲に誰もいなくなってしまったので、①②両方を意識しつつおっかなびっくり少しずつ沖に出る事にします。

 

前回釣行時のGPSを取っていなかったので、感覚的に同じくらいのエリアまで来ました。

GPSと言っても、私の所持する激安魚探にそのような機能を実装しているはずもなく、スマホのグーグルマップを利用してます。

最近なぜか海上の自分の位置を示してくれず若干困ってます。

ローコスト者の強い味方なんですけどね。

 

水深はほぼ一緒なのですが、なかなか根が見つかりません。

それでも流されながらしつこく底を叩いてると、30㌢程のマゾイをヒットです。

良いポイントかと思いきや、この日の潮流は沖側から陸側に流れており、あっという間に戻されてます。

さすがに潮の流れが早いです。

しかも雨が降ってきました。(汗)

もう逃げようがないので割りきりましょう。(笑)

 

前回魚からの反応が良かった根を探し回り小移動を繰り返しますが、なかなか見つけられずその後ホッケを数本追加。

そして珍しく30㌢ほどのホウボウも追加です。

お刺身が美味しいので非常に嬉しいお魚ですね。最初に釣ったときはびびってリリースしようか迷ったけど。(笑)

 

本命のブリの可能性も見えないので、ここで大きく移動を試みます。

外洋という事で海の状況に気を配っていましたが、今日は雨はともかく波風が非常に安定してるので、岬の反対側へぐるっと大移動をしてみようかと思います。

 

ちょうど岬の先端延長線上にやって来ました。

あとあと地形図で確認したのですが、先端からはなだらかに深くなっているようで、岬の真横の方が地形変化に富んでいるようです。

その時はそんなことも露知らず、なだらかな30~40mラインにて悪戦苦闘しましたが、根が点在してるようで40㌢前後の黒ソイやアブラコが立て続けにヒットします!

前半の不調を取り戻す勢いですが、刻々とタイムアップが近づいてきます。

 

この辺りで最後かなと決めたポイントで、ひったくられるようなガツンッ!としたアタリが!

なかなかドラグを出してくれますが、これは青物ではないなと思いつつファイト。

上がってきたのは50アップしそうな野太いアブラコでした。

かくしてバースデー前釣行は終了し、私の本年齢ラストフィッシュはアブラコで終了です。

 

ロックフィッシュはいつもはキープしないのですが、今回はお土産として黒ソイのみ持ち帰り結構な重量となりました。

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※知人宅へ大きい順に黒ソイ×2本とホッケ×1本を置いてきた後の釣果です。

ソイは初めての昆布締めに挑戦です。

お刺身お刺身。

 

さて、そろそろブリの釣果が欲しいところ!

次回、歳を一つ重ねたt@nk!が手にするお魚はなんでしょう???

令和になってから意識的に探し始めた【平成31年硬貨】を先日入手したt@nk!です。

ご覧いただきありがとうございます。

 

新しく硬貨を入手した際にキラキラな硬貨が混ざっていると、ドキドキしながら年号を確認する事約1ヶ月、スーパーのお釣りで無事入手しました。

手持ちの平成30年モノの方がきれいに見えるのは気のせいでしょうか?(笑)

 

さて、今回は後輩を伴いボートでのブリをターゲットとした釣行になります。

第1希望は神威岬沖で浮きたかったのですが、複数の天気予報を確認の結果、安定の美国で浮く事としました。

 

向かう道中で古平河口を通り過ぎたのですが、一時は混雑を極めた河口も左側の海岸に1名のアングラーがいるのみと、完全にサクラマスのシーズンを終えたことを物語っています。

 

「もしかしてプレッシャー低くて、1チャンスあるんでない?」

1度通り過ぎたところをわざわざ引き返し、急遽朝マズメのサクラマス調査を実施する事となりました。(笑)

但し時間は1時間未満と設定し、本当にちょこっと調査する感じです。 

メジャーポイントで人がいないのには往々にして理由がありまして。

やはりサクラマスは終わってしまった感が強いですね。

若干魚っ気はあったのですが…。

案の定ノーフィッシュで美国に向かいます。

しかしショアからのキャストは手軽ですし、なによりルアーをかっ飛ばすのは楽しいですね!

 

さて、太陽も完全に昇りきったAM5時頃、美国に到着です。

そよ風程度の風はありますが、波はほぼなく絶好の浮き日和と言える状態です。

二人でボートを膨らませ装備品の準備・積み込みなどに取りかかります。

うむ、やはり手順が分かっている2名体制は楽ちんである。(笑)

準備万端、いざ出艇!

 

まずは20mラインの浅場でキャスティングでヒラメ釣りです。

この辺りは遊漁船やボーターさんたちは颯爽と通り過ぎてしまうところらしく、私的には昨年良い思いをさせてもらった穴場なのですが、本日はどうでしょうか。

時間も結果的に中途半端になっちゃったし。(笑)

 

後輩にルアーと誘い方を軽く教えて実釣です。

私はYouTubeで拝見したボーターの方が使用していた新しいリグを試し、後輩はアピール力の高いワームを使用しております。

いまいち水中でどの様に動いているのかイメージできず苦戦している私の後ろで、

「何かきたかもしれないです!」

と、彼のロッドが弧を描いております!

突っ込み方と重量感的に期待が膨らみ「平っ物!」コールが鳴り響く中、無事上がってきたのは50オーバーのナイスサイズなヒラメ!

目論見通りな釣果に操船者としても非常にうれしい。(笑)

 

その後も探っては見ましたが、まとまった個体数がいない様で、本命のブリポイントへの移動にも時間を要する為、深場へと移動を開始します。

今回は海底図を凝視し、宝島沖の地形の変化があるポイントに狙いを定め、潮流を見ながら射ってゆく作戦です。

 

沖の方も海況は穏やかで移動もスムーズにポイント到着です。

お、さらに西の幌武意方面には船団が出来ていますね。

ブリ釣れてるのかな?

私のエンジンではあそこまでは行けないかなぁ。どうだろう。

 

到着ポイントは海底図より浅く、小移動を繰り返しながら激安魚探で根を探し射ち込んでゆきます。

 

しかしブリ・ヒラメはおろか、ホッケすらかかりません。

うーん、嫌な予感。

しかも潮流が意外に早く、魚探を見ながらジギングを行っていると気付けば宝島を通り過ぎ厚苫岬方面に流されていますね。

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宝島方面の魚影の薄さと良い根が探せなかった事で、いっそ厚苫岬沖の方が良いのでは?と潮流に乗って大移動を決意します。

潮流と移動したい方向が一致していると楽ですね~エンジンが非力なので。(笑)

 

岬にだいぶ近づいたので、流されながら再度射ち込んでゆきます。

しかし海底図によると地形変化が豊かで水深も確保できると踏んでいたのですが、何やら30m~40mの深さがゆるゆると繋がっており、魚っ気もほぼ無いではありませんか。

これは地形図と変わってしまっている?

去年はこんな感じじゃなかったなぁ。

試行錯誤しながら流され、また気付けば厚苫岬を通り過ぎ次の岬にまでたどり着きそうです。

なんて岬だあれ。(笑)

 

さすがに流され過ぎたという事で戻る事にしたのですが、いかんせん地形的にも魚影的にも可能性を感じず、さてどうしたものかと考えていると、宝島のはるか向こう幌武意方面にいた船団がまだ固まっているではありませんか。

 

この辺りで小移動を繰り返しても恐らく状況は打開できない事は今までの時間が証明しております。

よし!スーパー大移動だ!

その時は気合入れて移動するのみなのですが、マップデータ上で距離換算するとおよそ10kmはあるみたいですね。(笑)

 

エンジンの耐久性の問題で連続運転時間が心配なので、途中で休憩をはさみつつ何とか大移動を完了しました。

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先に見た船団のプレジャーボートも目視ではっきり確認できる距離感ですが、私たちより更に沖の方です。

穏やかだった海は更に穏やかになりほぼ凪です。

水深約50m、根も点在してますね。

これは期待できそうだとジグを投入したところ、魚探から反応が出ています。

層がバラバラなので、ホッケの群れかな?と思っていると後輩のロッドに生命反応が。

よしよしと私のジグも投入するやいなや、目の前でナブラがたちはじめました!

後輩はロッドをしならせてファイト中なので、キャスティングで射てるのは私だけです。

至急ジグを回収し、ジギングロッドからキャスティングに持ち替えましたが、ついているルアーがワームだった為、慌ててシンペンに交換し終えたタイミングでナブラが沈みました。(笑)

うーん、残念だが期待感は高いぞここは。

 

ホッケは非常に濃いようで、ナチュラル/チャート問わずジグによく反応してくれますが、本命はなかなかめぐり合う事ができません。

根についている様で流されると反応が薄くなる為、ヒット⇒移動の繰り返しです。

幸いホッケは数量的に満足いく分を確保出来ましたし、波風による危険要素が少ないので、もうプレジャーボートのいるとこまで行ってみようかという事になりました。

 

滑るようにボートは進み、到着したポイントは水深60m。

さて、と思ってロッドをホルダーから抜き取ろうとしたところ、なにやら視界に違和感が。

 

 

あれ?

 

 

キャスティングロッド、なくない?(汗)

 

 

やっちまった…

ちゃんとホルダーに差し込んでなかった…

せっかく自作した落下水没用のフロートを装着していなかったので、もう既に50m下に沈んでる事でしょう…

※ちなみに自作フロートは1リットルペットボトル+100均ロープ+100均カラビナという、しびれる逸品です。

 

ちなみに私、昨年の同じく美国でのキャスティングゲーム中にロッド一式を沈めてしまいまして、これで2本献上した事になります。

あああ、もったいない…

そして自然に優しくない…

 

とにかくこれでキャスティングの選択がなくなった以上、ジギングに専念する事になりました。

いい感じで根があり魚の反応もありますが、肝心のブリの姿は拝めません。

潮流も変化し、今迄は東に流れていたのですが、今度は真逆の西向きに。

どんどん幌武意側に流されます。

 

点在する根を攻めすぎてジグを複数本ロストしたところで、今までと違うアタリと引きが!

重たいけど走らない、ヒラメだろうか?

上がってきたのは、

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40アップのシマゾイ!

※調理前です。

 

なかなかレアな魚に恵まれました。

この後もブリゲットとはならず、ホッケ食べられる分・大き目なガヤ1本・シマゾイ2本と釣果は満足ゆく結果となりました。

まだブリは早いのだろうか。

 

シマゾイは自宅で《アヒージョ》と《香草焼き》という、まるで意識高い系アングラーの様なメニューに姿を変えました。

 

美味しそうな、いわゆる箸上げ写真を撮ろうとしたのですが、構図や手振れなどと戦っていると冷めてしまい、

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湯気のない、美味しいのかどうかよくわからない、普通な写真となってしまいました…。

湯気、大事。

※美味しかったです。

 

さて、キャスティングタックルを新調しなければならず、これからお財布とスペックと相談です。

一文字のタイトルに早くも壁を感じておりますt@nk!です。

ご覧いただきありがとうございます。

 

一文字は深い理由があるという事もなく、ただ面倒だったという甚だお粗末な理由に他ならない為、今後は高い確率で変わると思われます。(笑)

あとですね、タイトルが記事内容の概要を表している方が、もしかすると検索によるヒット率が変わるような気がしてます。

【××でサクラマスヒット!】とか、

○○沖でブリジギング!】とかの方が、検索される気がしませんか?(笑)

関係ないかもしれませんが。

 

さて、今回はボートフィッシングをはじめてからずーっと浮きたいと思っていた、ある意味憧れの場所。

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神威岬

こちらをポイントしたジギング釣行で、ターゲットは最近釣果が聞かれるブリを狙ってみようと思います。

 

いつもは古平・美国付近が多く、所謂湾の中に位置する内海ポイントが多いのですが、今回は完全な外洋となります。

うーん、魚が多そうである。

 

所用で朝イチは出艇できず、しかも帰りの時間も決まっておりあまり時間はないのですが、移動とその他のポイント調査で、実際に出艇は正午程となってしまいました。(汗)

しかし、風もほぼなく海の状況も穏やかです。

ここのところ風が落ち着きませんでしたからね、これはチャンス。

 

出艇後、岸寄りの浅場で何かがモジってます。

一応キャスティングも持ってきたので、ミノーなどを通してみますが無反応、まだサクラとかいるのかな…?

次回は朝イチに出艇しそっちも確認してみよう。

 

岬先端付近を目指し操船しますが、やはり私のボートのエンジンは遅いです。

途中でエンジンの休憩と調査を兼ねて、魚探を見てみると水深20mライン。

浅いですが何やら魚の反応が出てます、結構多く。

軽めのジグを落としてみると即バイト!

ホッケの群れの様です。

おや、と思ったのが1匹サバが混じってますね。

ポンポン釣れるので時間を使ってしまいました。(汗)

いざ先端へ!

 

海底図によると先端付近は地形が均一ではない様子。

良い根があれば多彩な魚種が楽しめそうです。

先端付近に到着後、魚探で確認してみますと、やはり少し流されると底質が変わりますね。

スーパー下手なジギングの練習も兼ねてジグを落しワンピッチで誘ってみますと、多少根があるポイントはホッケとアブラコがバイトしてきます。

アブラコは大き目ですね、大体アベレージ40cmといったところでしょうか。

全て測らずリリースしてしまいましたが。

 

魚の反応がよいので、へたくそなりにジギングの練習が捗ります。

ジャークして「この間で食ってね」というタイミングを演出するとそこで明確に食ってきます。

非常に面白い。

魚種によるアタリやファイト中の動きもはっきりと違うのが印象的でした。

 

何度か流し直してますが、いまだに本命ブリのアタリはありません。

沖の方には船団が出来てますので、もっと沖の方に行けば可能性はありそうですが、うーん怖い。(笑)

 

水深約40mライン、ここで今までと重さもアタリも違う魚がかかります。

レンジは底切りした付近、重いぞこれは。

ファイトしながら寄せますが、ドラグは出つつもあまり走りませんね。

見えてきた魚は40cmを超える、割と体高のある黒ソイでした。

あー重かった…。

口の中に海老が入ってます。

胃が出てきてしまっているのでキープしよう。ソイのキープは久し振りだ。

 

また根がありそうなポイントでしゃくってると、下層付近で強烈なバイト!

ファイトも程ほどに、根に潜られてしまったようです。

少し様子を見てみましたが、待っている間にも魚探が反応しているのと、出てくる気配がない為、泣く泣く切りました。

(;ω;)バイバイナマラジグ…

 

健闘むなしくタイムリミットとなってしまい、ホッケ・アブラコ共にリリース多数、選別したホッケ10匹程度とサバ・黒ソイを釣果として納竿となりました。

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気が付くと風と波が出てきており帰りは慎重に戻りましたが、やはり外洋は少々怖いですね。

しっかりと出艇時の見極めが大事です。

安全第一。無理は駄目、絶対。

 

しかし、さすがは神威岬

中途半端な時間帯で、まさかこれほどの釣果に恵まれるとは思っておりませんでした。

しっかりと準備した場合の可能性を感じさせてくれます。

 

帰宅後、お求めやすいジグを売っている、売価が均一な名店で購入した網を試してみました。

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均一な売価ではない¥150ですが、非常に便利です。(笑)

最近、仕事・釣り共にJINS Swicthを手放せないt@nk!です。

これ便利ですね~。

さすがに専用のものよりは劣りますが、偏光モデルがあってメガネユーザーとしては重宝しております。

 

さて前回の更新では、5/15までのサクラマスライセンス期間になんとか1尾などと記載しました。

 

そして!

 

出艇せずに終了しました…。(=-ω-=)

風は良かったんですけどねぇ、波が。(汗)

 

無理すればゆけるのだろうか?

いや、そもそも無理はだめだろう…。

そう自問自答して、ばっちり準備したボートに座り2時間ほど波打ち際で佇んでました。

(ライン漫画見ながら。)

 

という訳でありまして。

なかなかこういった公の場で言うのも勇気がいりますが。

初ライセンス取得の今年、サクラマス釣果0でした。(汗)

もう反省点があり過ぎて…。

 

まぁよい。

今後に活かせばよいのだ。

釣れない釣りも楽しかったし。(笑)

 

でもまぁ、経験値は少し貯まったかなと。

ショアの様々なフィールドを沖側から見る事ってなかなかないと思いますし。

 

もうライセンスの効力はないので、積丹界隈ではボートサクラ解禁!

サクラの釣れるシーズンもそろそろ終了だし、何としても1尾をゲットして終了したいですね。

なんとか6月上旬を目途にブリとヒラメに移行したいところです。

昨年はボートヒラメが好調だったんですよね。

 

さて、5/23(木)にボートゲームを展開すべく積丹は美国へ行ってきました。

今回は『シーズン中なんとかに1尾!』の合言葉を胸に、サクラが釣れない2人組という同行者(後輩)を伴った釣行です。

 

前日まで風が微妙で、出艇の可/不可を現地確認する事にして、夜中に出発し現地到着はAM3:00です。

 

うーん、波無し、微風。

行けそうだ。今は。

 

この日は予報がはっきりしなく、積丹半島以南は

・風⇒暴風

・海⇒荒れてる

という様子。

美国で出艇できなかったら、その後のショアの選択肢も狭そうです。

 

何とか出艇できそうなので、あまり沖合に出ない操船でゆく事にしました。

ショアに寄っているサクラを追い越してしまわない距離感ですね。

しかし、案の定と言ってよいのか、出艇後は風が強くなってきます。(汗)

GPVめ…。(何度目なのか)

 

地形と並行に操船してゆくと、美国の沿岸ラインに何名かアングラーさんがいらっしゃいますね。

ショアからのキャストが届かず、且つあまり深場でない距離感を保ちルアーを射ってゆくことにします!

出来れば流されずに決めたポイントで射ち続けたいのですが、簡易アンカーではなく簡易シーアンカー(という名のフロート付バケツ)を持ってきてしまいました。

ちなみに簡易アンカーは,

【プラスチックでコーティングされた現代的な漬物石+100均ロープ】

という、泣けるほど経済的な逸品です。

射っては流され戻るという非常に不効率な釣りを展開する我らの耳に、ショアからの歓声が聞こえてきます。

ショアからの手軽な方が釣れてんじゃん!(笑)

 

しかしポイント選びは間違っていないという事。

さすがに成長の兆しがみえますね。釣ってないけど。

 

いそうなポイントにキャストしてトゥイッチを入れたタイミングで、私のロッドにガツンッとアタリが!

これは…来たんでない?

中々の重量感!

が、途中から伝わってきた首ふり。(汗)

ミノーを咥えた大きめのホッケちゃんでした。

 

とりあえずボウズは逃れましたが、本命を確保すべくまだ時合だと信じキャストを続けます。

 

と、ここで後輩にアタリが!

 

焦った後輩の早すぎるフッキング

 

即バレでした。(笑)

 

わかる、わかるよその気持ち。

久しぶりのアタリは焦るよね。

 

と、ここで私にもアタリが!

 

フッキング前に即バレ!

異常なし!

 

その後、風と共に流されるスピードも強まり、少々沖に出てしまったのでヒラメ調査にシフト。

言葉には出しませんが、2名ともサクラは諦めました。

まさにブルーハーツの名曲、『夕暮れ』の歌い出しの心境です。(笑)

 

しかし、もう日も昇りきったタイミングの20~30mラインの浅場ではヒラメはいない様子。

持参したイソメを投仕掛けに付けて垂らしてみても反応は皆無です。

段々と風が強まり、ちょっと風裏にポイントを移す為、大きく移動を決意します。

 

ボートを走らせ宝島の裏まで来ました。

風は時々の突風を伴い、あまり長く釣行出来そうにありません。

宝島の周辺は底質が岩と砂であると見られ、比較的陸から近場でも20m程度の深さです。

少し沖に出て30~40mといったところでしょうか。

これまた泣けるほど安価な魚探、その名も『大漁くん とれとれKING』の水深測定機能がそう申しておりました。

 

測定水深約35m。

さて、せっかく沖に来たので、後輩はジギングの練習がしたいようです。

ジギングに手を出したいと彼が選択したタックルはベイトの近海ジギングモデル。

事前に色々と勉強していたようですが、実際の操作がイメージ通りにならない様で悪戦苦闘。

ベイト未体験の私も「どれどれ貸してみなさいよ」と借りてみると、「なるほど、これが噂のバックラッシュか」と体験する事が出来ましたので、丁重にお返ししました。

私にはベイトは今のところ無理の様です…。

 

私もスピニングのジギングロッドに持ち替えて練習と調査に勤しみます。

とここでしつこく垂らしていたイソメの仕掛けに激しいアタリが!

なかなかの重量感で30m下から巻き上げます。

間違ったヒラメでも食ってきてたらどうしよう。などと期待に応えて登場したのは!

 

ギスカジカ×2匹。(笑)

 

そうかそうか、君がいたよね…。

しかも1匹は結構大きい。

しかし丁重にお帰り頂き、餌仕掛けは回収です。

するとジギング練習していた後輩にアタリが!

初ジギングでのヒットとは。モノはなんだ?

重みがあるのかないのか、微妙なファイトで上がってきたのは…

 

手のひらサイズのカレイでした。(笑)

逆にすごいな、君は。

 

と次は私にアタリです。

巻き巻きすると私にも手のひらカレイ。(笑)

なぜ餌には来なかったのか…。

その後に後輩もギスカジカを1匹追加したところで、風が洒落にならなくなってきたため、一旦に沖上がりする事にします。

 

戻りが向かい風の強風という最悪の状況になってしまい、波飛沫で二人とも濡れてしまいました…。

ある程度はしょうがないのでしょうが、ボートのスペックが低いので走破性がこの辺りに出ますね。

ボートスペックについては、これからボートにトライしたいという閲覧者様(がいれば)の参考になればと思い、どこかで紹介しようかなと考えています。

もちろんそんなに詳しくはないですし、現場でお会いできた先輩ボーターさんに教えてもらう事ばかりなのですが。

自分も初めてみようかなと思った時は中々情報がなかったので、「そんなにハードル高くないよ」という意味も込めて。

本日現在で需要は皆無かと思いますが、備忘録でもいいや。(笑)

 

さて、無事エントリーポイントに戻って参りまして片付けです。

2人体制だとやはり楽ですね。

ついでに暫く洗ってなかったから船体も水洗いしよう。

 

なんだかんだでAM3:30~8:00過ぎまで浮いており、その後片づけ・水洗いで9:00過ぎ、疲労と眠気が襲ってきます。

結局キャッチはホッケ1匹のみ、さてこれからどうしようか。

 

協議の結果、安定の幌武意で2回戦を開催する事に決定。

協議の必要があったのか。(笑)

もちろん前日の内にイソメも購入しております。

 

AM9:30頃、幌武意に到着です。

おや、少ないかなと思っていましたが、駐車スペースには車が皆無です。

よし、まず寝よう。

朝マズメは誰か射ってただろうし、(自分と)場を休ませるのだ。

Zzzzzz・・・

 

12:30頃に起床。

おや、車が1台増えていますね。

パンをむさぼり、いざテトラ帯へ向かうべくいそいそと準備します。

準備中にテトラ帯よりアングラーさん戻ってきましたのでお話を聞いてみたところ、朝の時間帯は積丹以南で複数のポイントを射っていた様で、某岬で惜しくも目の前でバラしたとの事。

まだ各所でサクラマスはいるのですね~。

 

さてさてテトラ帯に降り立つと、入りたいと思っていた場所がほぼ空いており、無事釣座を確保。

車はありませんでしたが、アングラーさんはいましたね。

 

今回は待ちの時間が多いと端から決めていたので、ルアーロッドを2本持参です。

①いつものバーサタイルロッドでエサ使用の漢(オトコ)の投げ釣り

②以前のメインロッド(MLクラス)でいつもより軽量のルアーゲーム

軽いミノーで飛距離を稼ぐ為、よりライトなタックルで遊ぼうという目論見です。

 

さてさて、まずはエサの仕掛けを投入します。

ルアーを振っている間に平物か丸物が来ればよし。

出来れば丸物がよし!

 

『ドボーン』と投入し、ルアーをスナップに結びます。

何がいいだろう?

何年か前はここでDコン85と魚道110でいい思いをさせてもらったなぁ、よし久々にDコンだな。

最近はMクラスのロッドで30~40gのルアーをキャストする事が多かったので、久し振りに15g位の軽量ルアーは操作を思い出すのに時間がかかりました。

うん、やっぱりMLだとロッドがちゃんとしなるから飛ぶな。当たり前だけども。

 

ふとエサ仕掛けの方を見ると、おお!アタッてる!

持ち替えて巻き巻き。

小さめのカレイですね。やはり平物か。

エサ替えし再度投入です。

 

それを見た後輩も投げ仕掛けに転向しております。(笑)

※彼はロッド一本で臨んでおります。

 

「今の時間はエサの方が遊べるね~」等と話しつつルアーキャストを再開して、トゥイッチを入れたタイミングで

 

『ガツンッ!』

 

引きは…弱めだけど、これはホッケじゃない。

飛ぶといってもそこまでの距離ではなかったので寄せるのも早く、見えた姿はギラッと輝いてます。

「サクラだ!」(背中が緑で一瞬アメ?と思ったのは内緒。)

 

タモを後輩に借り、無事にネットイン!

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50cmでやや痩せ形の個体です。

※納竿後なので、腹が開いてます。

 

・・・こんな中途半端な時間に。

こんなあっさり釣れるとは・・・。

 

朝からの苦労はなんだったのだ!(笑)

 

いやいや、こういうものなのかもしれませんね。

その場その場で最も正しい(と思える)手段を打ち続ける。

これが釣れる一つの正解なのかもしれません。

しかし、喜び半分。拍子抜け半分。

 

後輩は取り付けた投げ仕掛けを大至急ペースで外してます。(笑)

しかし、今度はエサ仕掛けにアタリが!

フッキングすると結構な重量感と共に30cmオーバーのカレイが上がってきました。

 

本腰入れた投げ釣り師がいないこのエリアで、二足の草鞋的な釣りが功を奏したようです。

その後もエサ仕掛けにアタリを継続的に得ることが出来、2人とも運よく大きめの丸物・平物を得る事が出来ました。

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幌武意漁港釣果です。

カレイと共に写すと全体的に小さく見える不思議。(笑)

ホッケ・・・未計測(40cmオーバー)

サクラマス・・・50cm

カレイ・・・36cm & 44cm

その他、リリースサイズのカレイ・アブラコが20匹以上

 

やー、今日は中々に中々でした。

しかしシーズン終盤ですが、更なるサイズアップを目指しますよ~!

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令和になりましたね。
友人と会った際に、【年(=年号)が変わった】という観点から「今年も宜しく」と言ってしまうt@nk!です。

さて、今回は同行者を伴っての釣りです。
同行者は友人で新婚さんなのですが、釣果が無さ過ぎて釣行に行く前から奥様に期待されていないという、甚だ他人とは思えない境遇の持ち主です。

そういえば過去に、釣果が無さ過ぎて『本当に釣りに行っているの?』と、奥様に浮気まで疑われたが故に、比較的釣果が安定してるという思いから、サビキ等の小物釣りを教えてくれ!と頼み込んで来た別の友人もいました。
悩める家族持ちアングラーの共通項ですね。

さて、今回はサクラマスをメインにホッケも釣れるであろうボートゲームを展開すべく、古平河口で浮く事とします。
朝方4時、エントリーするポイントで合流したのですが、天気予報とは裏腹に小雨がぱらついております。
予報では積丹半島のエリアで古平一帯のみ風・雨をかわしてるはずだったのですが、嫌な予感…。
GPVめ…。

いそいそと準備をしておりましたらば、雨は上がりましたので、友人とエントリーポイントまでボートをよいしょと移動し、いざ大海原へ!
二人だとこの辺りが楽ちんです。
初心者ボーターなので出艇や準備はいつも試行錯誤なのですが、ボート本体とバッカンやタックル、動力になるエンジン、その他細々とした物など複数に分けて運んでいるので、釣ってる間は良いのですが準備と片付けが大変で…と話題が逸れましたね。

閑話休題、今回は友人に食材となる釣果=サクラマスを(自分も釣ってないくせに)是非釣ってほしいので、魚影が濃いと思われる古平河口沖で浮く事にします。
エントリーポイントより実釣場所まで移動する事、約10分。
到着し簡易アンカーを沈め、今回は流す釣りではなく固定のポイントで射ちまくり作戦です。
まぁ河口ポイントは川よりの流れ込みがあり、時間と共に流されるのですが、簡易的な物でもないよりはましです。

ここは汽水が混じるからホッケとかはいないのだろうか。
なんて考えながらキャストすること数投、ググッとロッドに反応が。

「ホッケだな、これは…」
案の定、見えてきた姿は大きめのホッケちゃん。
汽水域にもいるのか。
うむ、勉強になった。

流心をかわし、アンカーを落として流され移動を繰り返し、気が付けば日は既に昇りきっている時間になってしまいました。
河口側や地形と水平にキャストしても反応がなく、ふと沖に溜まっている個体はいないかとミノーをフルキャストしてみます。
トゥイッチを入れリトリーブしていると、不意にガンッと衝撃が伝わってきました。
これは…きた?かな?
巻くとなっかなかな重量感。ドラグも出ます。
ロッドをあおって浮かせて巻き巻き。
見えてきた!
けど茶色い!(笑)
ビッグサイズのスレ掛かりホッケでした。

結局朝の釣果は私のホッケ2本。
うーん、お魚のいるところをボートで追い越してしまったかしら。

河口ポイントを諦め、岩礁帯エリアに移動します。
こうなったらホッケを大量確保だ。
友人に食料を持たせなければならないのだ俺は!

ポイント移動しキャストを再開します。
友人は何か掴んだようで、ポンポンとホッケを釣っています。
ここは確か水深10mくらいのはず。
普通はジグやジグサビキでキャスト⇒ジャークの、所謂バーティカルな釣りになると思うのですが、活性が高いのでしょう、Dコン85等のシンキングミノーにバイトしてきてとても楽しそう。
比較的上層で食ってきますね。
さてはホッケマンションを見つけたな?

しかし楽しんでいると、今度は予報にはない風が出てきました。
ホッケはあきない程度に反応があり我々を楽しませてくれましたが、さすがに風による流され具合が早くなってきて、身に危険を感じたので一旦陸に上がる事とします。
今後の予報を再確認すると、あら、予報が変わっている…。
作戦会議を開催した結果、ボートは終了し風に強いお得意の幌武意に移動する事とします。
しっかり途中でイソメを購入して。(笑)

10:00過ぎに幌武意に到着し、様子を伺うと人はさほどいない様です。
朝からの釣行の疲労で眠気が出てきたので、昼まで各々休憩しお昼を食べてから午後の部を開催する事に。

2人とも若干休憩し過ぎて起床し、昼食のカップ麺用にお湯を沸かしたのが13:00頃。
最近、朝マズメ釣行後の手のむくみが凄いのです。若い時は気にならなかったのだけど…。(汗)
皆さんはどうなのだろう。
キャンプ用のクッカーとストーブでお湯を沸かして、昼食のカップ麺でむくみに塩分で追い打ちをかけます。(笑)

さて、内防波堤のテトラ帯で第2回戦をスタート!
私、致命的と言っていいくらいデイゲームは集中力がありません。
うーん、釣れる気がしない。
サクラマス狙いだと悪い場所ではないのだけれど、ここではカレイが釣れない」という本末転倒な理由で移動します。
もう既にターゲットはカレイとホッケ。
内防波堤の先端付近を陣取り、便宜上(?)のルアーキャストを数投し、「まだ時合じゃないね」という共通認識を得たところで、2人とも投げ仕掛けに切り替えます。(笑)

やはりこのテトラ帯はカレイが濃く、ポンポン釣れます。
が、前回よりサイズが小さいですね…。
群れが濃いのは比較的近い場所なのですが、ちょっと遠投してみましょう。
中々あたりがなく少しずつサビいてくると、弱めのアタリがありフッキングするとズシンとした重みが乗りました。
慎重に寄せてくると、なんと30~35cm位のマガレイです。

その後も持ち帰りサイズを吟味しながら数枚のカレイをキープし、友人にお持ち帰り頂きました。
ホッケとカレイという当初の目標とは違う釣果を手に帰宅した友人は、奥様からどんな評価を受けたのかは現時点で確認できていませんが、やはり目論見通り楽しい釣行となって非常に満足な1日でした。

さて、今シーズン取得したボート用のサクラマスライセンスですが、効果を発揮できないままいよいよ【5/15】をもってその効力を失ってしまいます。
せめて1本くらい釣らなければ、取得費用¥5,000が無駄になってしまいます!(涙)
期限内にゆけるだろうか…。

先日のカレイは美味しく刺身と煮付けで頂きました。

アニサキスが体内に同居している疑いのあるt@nk!です。(汗)

 

さて、今回はソロ釣行です。

諸事情により朝イチのタイミングは入釣できない為、時合が過ぎたころにボートでのんびりかしら等とぼんやり考え、車を一路積丹へ走らせます。

平成のサクラ締めは限りなく難しくなりましたが、逆に気持ちは楽です。(笑)

 

小樽方面から積丹方面へ5号線を下道で進み、いくつかのトンネルを超えますと余市のサーフ(フゴッペ河口)に出ますが、私はここで波を一度確認します。

余市の湾内なので、波は落ち着いている事が多いのですが、ここで波打ち際や少し沖の状況を見ておけば東積丹の海況の目安になると考えております。

つまりここで多少なりとも荒れている様なら、この先進んでも良い事はあんまりないよ、というお告げポイントと言えましょう。

 

トンネルを抜けサーフに出ます。

最近はここもポイントとして釣果が聞かれるけど、アングラーはいるだろうか。

あれ、海が荒れてる…?

波打ち際がぎりぎり打ちつける位の強さで、沖の方にも白波が少し出ている海況。

うーん、判断に困る…。

予報が変わったのかと思いスマホで某予報サイトを再確認、ページ更新しても海況は穏やかです。

 

とりあえずここまで来ちゃったし、古平あたりでもう一度確認する事にしよう。

あんまり急いでも状況は変わらない時刻だし、まずは朝ごはんだな。

そのまま国道を進んだ右手のラーメン屋さんで一杯頂き、また移動開始です。

健康診断に備えて、そろそろアブラ多めはやめなければ。

 

さて10:00頃に古平に到着し海況確認です。

荒れてますね。

うん、ボートは無理だな。

GPVめ、大嘘をつきおって。

 

現在時刻も中途半端ですし、本日も帰着時間に限りがある為、行けるポイントも限られます。

これは前回パターンでは。

途中のホームセンター的なところに寄り、熟考の末、小さなイソメパックを購入、車内で即塩漬けにし、向かうは幌武意漁港です。(笑)

 

安全運転しつつ、途中のポイントを見つつ一路幌武意へ。

美国も荒れてますね。ボート出したら死ぬな…。

行く先が決まれば気持ちも作戦立案に切り替わります。

土曜日だしまだ混んでるかもしれません。

まずは駐車場の台数で、どこに入るか・何が出来るかがわかる事でしょう。

 

うねうね道を辿り、無事幌武意漁港への到着は11:00頃でした。

駐車台数は少数、これは比較的キャストを広く探れそうだ。

先日の的外れな釣りと同ポイント、内防波堤の中間部を目指します。

防波堤に上り、テトラポットを注意深く降りてゆくと、先の車の所有者が既にキャストしているかと思いましたが、全くアングラーがいません。

 

あら、予想外。

車は先端部の餌釣り師さんのであったか。

外防波堤・内防波堤共に先端部は投げ釣り師でしょうか、賑わっております。

 

メジャーなポイントであればあるほど人が集まり、お魚側からみたら朝イチのプレッシャーは相当だと思います。

次から次へと小魚の様な何かが降ってきて、泳ぎ去ってゆくのですから。

そうなれば次第にスレてくるでしょうし、釣り場を休ませる事は大事な要素だと思うわけです。

こと幌武意となれば、実際の釣果以上に人が来るでしょうし、今の時刻が朝のラッシュの後からどの程度経過しているのかは大事かもしれません。

現時刻から考えると1~2時間は空いているのかな?

 

これはもしかしたら釣れちゃうんじゃないか?

また素人にありがちな思いに至ります。

 

まずは真面目にミノーをキャスト!

 

人がいない釣り場には往々にして理由があります。

すっごいゴミだ(汗)

フローティングミノーにトレブルフックの組み合わせは、実に効率よくゴミを集める事ができます。(笑)

うーん、釣りにならん。

何回かキャストを繰り返し、とれたゴミは海に戻さずテトラの上の溜めていると、そのうちあまりゴミが引っかからなくなってきたような気がします。

海をきれいにしたかわりに、多少疲労が。(汗)

 

よし、休憩がてら漢の投げ釣りだなこれは。

いそいそと準備しキャスト!

ドボーン!と着水。

塩イソメだからちぎれないと思ったら、漬ける時間が短かったのか派手に空中で飛び散ります。ショック!

付け直して次は近場にショートキャスト。

先日みたいにすぐに釣れちゃうなきっと。

しかし、うねりによるロッドティップのゆらゆらとしたお辞儀はありますが、待てども待てどもアタリはありません。

どうなってるんだ、投げで釣れないとボウズになっちゃう。(なにしに来たのか)

少しずつさびくとモゾモゾとしたアタリが。

よしきた!とフッキングするとすっぽ抜け、早すぎました…。ショック!

もう一度投げ込み、カレイの住処へ送り込みます。

アタリを待って、咥え込んだなと思ったタイミングで控えめなフッキング。

よし、のった。

慌てず定速で巻き取ります。無事煮つけサイズをゲット!

もう刺身にはしないぞ。(笑)

針からお魚を外す為にしゃがんでいると、背中と防寒パンツの隙間から背中が出ており、うねりの飛沫がかかっておパンツの中がびしょびしょに…。

 

何度かキャストを繰り返し、キャッチとリリースを数度繰り返した頃、ゴミがほぼ付かなくなってきました。

 

先日同様に15:30頃には出発しなければなので、そろそろ真面目にルアーを射つとしましょう。

ルアーを結び何キャストかすると、沖の方で跳ねが!

何やら海況も良い感じですが、その後もやはり簡単にはアタリがあるものではなく、黙々とキャストを繰り返します。

雰囲気とは裏腹にタイムリミットが迫ってきました。

というか、夕マズメ狙いならアングラーさんは15:30頃に来るのでしょうねきっと。(笑)

 

気が付けばタイムリミットまであと10~15分前。

気合いを入れる為、スマホで音楽を再生する事にします。

曲目はそうですね、気合いといえば『X JAPANDAHLIA』だなやっぱり。

(年齢がばれますね。)

 

誰もいないテトラポットに響き渡るギターリフ!

と思ったら遠くに誰かいた!(笑)

 

まぁ防水ケースに入れたスマホの音量では聴こえまい。

ちょうどこの7:57の名曲が終わる頃には、この釣り場を後にする頃だろう。

そしてその時には、手にお魚を持っているはずだ!(カレイではないやつ)

 

曲がギターソロに差し掛かったその時、トゥイッチを入れたロッドに明確なアタリを感じます。

きた!

重さはさほどでもなさそうですが、ぐんぐんと引き込むようなアタリはアブラコとは違う!と思う!

(以前ここで壮絶なファイトを繰り広げた結果、50UPの野太いアブラコだった事があります。)

慎重に寄せながらファイトを楽しみ、ふと「この間のアメマスも日中でよく釣れてくれたなぁ」等と考えていると、姿が見えてきました。

 

ギラッと輝く魚体

 

の代わりに見えた水玉が。

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サイズの割によく引くアメマス(推定40cm程度)を無事キャッチし、「まぁマスはマスか」と妙に納得し、平成最後の釣行に納竿を決意しました。

 

タモの中で絡んだルアーを外している間、ランダムで再生されたナンバーはHIDEの『Fish Scratch Fever』でした。

うーん、奇跡。(笑)

 

さてさて、5月は早々に同行者を伴っての釣行予定です。

令和の釣りはどうなることでしょう。