早朝と夕暮れ時の気温が下がって、秋を実感しておりますt@nk!です。
ご覧頂きありがとうございます。
夏の終わりは秋が深まってから気づきますね~
猛暑日が懐かしい。
さて、今回は友人の【17さん】とご一緒です。
台風12号の余波で北海道内各所が荒れ気味なので、吟味した結果、噴火湾伊達に足を延ばしました。
週末日程という事もあり、どんな混雑具合なのか、もう一周まわってワクワクします。(笑)
17さん情報ですと、あまり調子は上向いていないとの話も聞くようですが、釣果は二の次で行ってみましょう。
行きたい!と言い出したのは私ですが、今回のアテンドは17さんに丸振りです。(笑)
ポイントは私は初めての気仙川か千舞別川(と書くようです)を見込み、室蘭側から伊達に到着。
まずは千舞別川ですね。
AM4:00、千舞別川河口に到着です。
運転中からからチラ見しているケミライトの群れが既に人数を物語っていましたが、
おー、河口は前後2列体制。
ここはどこの錦〇峰でしょうか?
駐車場所も既にない様です。
これは厳しいですね。
まだ暗い中、釣果も出ていましたが、後ろ髪を引かれながら移動します。
10分程の移動で気仙川河口に到着です。
駐車場所も何とか確保し、準備万端にいざ河口へ。
ご存知の方が多いでしょうが、気仙川は流れ出し部分の水量は多くなく、両サイドに広がるサーフは川を跨いで移動が可能であり、釣行できる面積は比較的広い場所です。
当然ながら、サケ釣りにおいては河口部が一等地となりまして、既に多数の人が夜間ながら既に2列体制、更にその後ろに控えのルアーマンが待機し、宛ら選手層の厚い球団の様です。
河口部以外にも釣れるのでしょうか、暗闇の中、かなりの距離で大量のケミライトが光るその光景は、夜景の様できれいでした。
ざっと50~60名はいるでしょうか。
17さんと圧巻な夜景に立ち尽くし、我に返ったところでポイントを探します。
まずはサーフ右側。
うーん、びっしりですね。
なんとか1名は入れそうなところはなくもないですが、2名はかなり無理な状況です。
河口左右共に、消波ブロックの積みあがった堤防の様な仕切りがあるのですが、そこを超えると投げ釣りの皆さんが竿林を立てております。
エリアの棲み分けがされているのですね~。
感心している場合ではありません。
17さんの提案で、元来た道を戻り河口左岸に行く事としました。
川を跨いだところで、おっ見えてきました。
これが黄金のボートレンタルか。
重機のショベルカーで海にボートを運ぶんだよね。
多量のボートが並ぶ中、ルアーマンの列が途切れました。
河口からはかなり遠いですが、ここなら2名で気兼ねなく射てそうです。
お隣に挨拶し、AM5:00、無事釣座を確保できました。
さて、まずは何を結ぼうか。
今日は前回の釣行でロストした事もあり、浮きのリーダー部分を総とっかえし、Webを参考に自作したスピナーリグを持参してます。
とりあえずはベーシックにブルー/ピンクで攻めましょうかね。
某釣具屋さんオリジナル、フレッシュラン35gと浮きはMサイズで様子見です。
今回の釣行で実感しましたが、浮きルアーの遠投にはリーダーの長さと浮きのサイズが大事ですね。
スプーンのサイズに合わせてバランスをとれば、35gでも80mは飛ばせます。
遠投が決まるとちょっと気持ちいいですよね。
と、その時にお隣さんにヒット!
取り込み時に僭越ながらお手伝いさせて頂きまして、無事に80cmに迫ろうかという立派なオスをゲットです!
ヒットした場所は全然目の前との事で、遠投の必要はなさそうでした。(笑)
こんな河口から離れてても釣れるんだなぁ
等と考えていると、ばたばたと周りでも釣れ始めます。
すぐ目の前でハネも発生。
あれ?これは釣れるやつでは?
とここで17さんにヒット!
妙に落ち着いたやり取りで、危なげなくファイトしております。
明らかに時合いです。
ここを攻略すれば釣果に繋がる可能性大です。
一投でも多く投げた方が良いに決まっているこの状況で、ふつふつと邪な考えが湧いてきました。
『これは…自作スピナー仕掛けの出番かもしれない。』
『餌も自作のブリの切り身で、仕掛けも自作で釣っちゃったら、ものすごくかっこよいのでは。』
今考えれば、
『そんなことしてる暇あったら投げ続けろ!』
と説教したくなりますが、この時の私はわざわざ時間を割いていそいそとスピナーリグに交換し投げ込みました。
一方、17さんはファイト続行中で中々上がってきません。
『ドラグ緩くない?』
『いや、そんなことないと思うんだけど。』
と呑気に話していると、やっと見えてきました。
お隣に続き、取り込みのアシストをすると、あら、尻尾のスレ掛かり。
それは引くわ。
なんとかずり上げ、
AM5:30頃
無事に66cmのメスをゲットです!
くー、うらやましい。
その後も勢いは衰えつつもポツポツ釣れてはいます。
お隣にメスの2匹目も掛かりましたが、波打ち際で痛恨のバラシ。
次は私だな、と意気込み投げる事、約2時間。
サケのご機嫌を取ることが出来ず、無念のボウズで終了です。
タラレバですが、朝イチのラッシュの活性が高いあの時間に、スピナーなどと奇を衒わずに攻めればよかった。
17さんにとっては2年ぶりとなる嬉しい釣果、おめでとう!うらやましいぞ!
一緒にオフショア釣行に行き、ヒラメを目指しながらもアブラコばかり釣れ、『アブさん』という不本意なあだ名も今日で挽回です。
(過去にも数回登場しております。)
さて、時間の経過とともに釣り人も薄くなり、今後の計画を立てます。
千舞別にはまだ人が多そうなので、ポイント下見も兼ねて北側の黄金漁港に行ってみる事になりました。
うーん、風も強ければ人も多い。
ここで射っても、我らには釣れないだろうな。
ダメもとで千舞別行ってみっか。
千舞別も人が薄くなっておりました。
早朝は調子よかった様ですが、日中はあがってなさそうです。
ここは波打ち際に昆布が生えているのですね。
犠牲になった浮きが数多くゆらゆらと浮かんでいました。
オマツリになった初老の先輩ルアーマンに話を聞くと、スピナーリグをご自身でも作製・使用しておりそれでサバを釣ったと。(笑)
ありがたいことにアドバイスも頂いちゃいました。
2時間ほどロッドを振りましたが、どうやら難しそうなので昼食に行く事としました。
室蘭市内、しぶき屋というお店で頂きました。
午後からは波風の状態が悪化し、白老・苫小牧方面へと移動しながら様子を見ましたが、苫小牧西港にてコーヒーを飲んで終了となりました。
やはり友人との釣行は楽しいですね。
お互いに話す内容が大人になりました。(笑)
しかし、(釣果は二の次と言いましたが)周りで釣れているのに自分が釣れないのはやはり悔しいです。
サケに限らず、釣りは当然魚がいるところでやるべき事なのですが、ことサケ釣りにおいてはサケのいるところを探すというより、いるのが分かっている場所にゆく、という感じがして、中々場所選定から難しいですね。
勿論、その上で技術・知識が必要なのでしょう。
今期は1本とれるかしら。
まずは、我が家のちょんちょこりんモンスターがそろそろ1歳を迎えますので、その準備に移ります。
正座でミルク。
どんどん『ひと』になってゆきます。(笑)